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サービス業で活躍の場が広がるサービス介助士の資格とは

資格
サービス介助士は、障がいのある方や高齢者が生活において困ったときなどにサポートする方法を学べる資格です。サービス業に従事する方にはおすすめの資格となり、団体での受講も可能です。
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(1)サービス業に従事する人は要チェック!サービス介助士とは

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1997119

サービス業で注目されているサービス介助士

サービス業で今注目されている資格にサービス介助士があります。例えば、駅のホームで車椅子の方が子通行できずに困っている、高齢者や障がい者に手をかしてあげたいけれどどのようにサポートしたらよいかわからないという場面に遭遇したことがある方もいるかと思います。

接待や接遇の場面で、誰にでも快適にサービスを利用してもらえるため、サービス向上のためにもサービス介助士の資格を活かすことができます。

サービス介助士はどんな資格?

サービス介助士は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が主催する「民間資格」です。高齢者や障がい者の方に向けての公的な場所での援助方法を学びます。

車椅子を利用している方の交通機関での介助方法や、聴覚や資格に障がいがある方への手助けの仕方などを学ぶことができます。在宅学習と実技教習を通して、基礎的な介助方法を身につけます。

(2)色々な業種で導入が進むサービス介助士

サービス介助士は、企業や業種で導入が進んでいます。

例えば、

  • 駅や空港などの公共交通機関
  • 役所などの公共施設
  • デパートやスーパーなどの商業施設
  • 医療機関
  • 銀行
  • レジャー施設
  • 観光地

などで導入されています。近年は企業が社員研修の一環として取得を促進するなど、団体や法人での受講も増えています。

(3)サービス介助士はヘルパーとは違うの?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2254483

サービス介助士は、サービス業で働く人がお客様により快適にサービスを受けてもらえるような知識や技術を身につけられる資格です。一方介護ヘルパーとして求められることは、排せつや食事介助など日常生活全般の援助技術です。

サービス介助士は身体介護はできない

介護ヘルパーは資格が必須ということではありませんが、多くの場合は身体介護ができる介護職員初任者研修の資格が求められます。一方でサービス介助士は、身体介護ができないので介護の専門職として働くのであれば介護職員初任者研修を取得することをお勧めします。

サービス介助士の資格は、あくまでも公共の場での介助ができるというものです。介護施設の中でプロとして介護を行うための資格ではないことを注意しておきましょう。

・資格取得に関しての違い

介護職員初任者研修は、定められた研修を修了して取得します。介護の資格としては比較的取得しやすく、3か月程度で取得が可能です。

比較的短い期間で簡単に取れるため、介護を仕事として行う際には最初に取る資格の第一候補と言えます。

一方、サービス介助士は課題を提出し、2日間の講座・教習を行い、試験に合格すると取得することができ、働いている方でも2か月程度で取得できます。介護職員初任者研修よりも難易度が低い資格です。

2日間の講座・教習は、

  • オンライン講座1日、対面教習1日
  • 対面教習2日

のどちらかで取得することができます。

介護士として働きたいと考えている方には、サービス介助士より介護職員初任者研修を取得しましょう。サービス介助士は、自分のスキルアップのためにプラスで取得する資格と捉えるのがよいでしょう。

(4)短時間で比較的簡単に取得できる資格である

資格取得までの流れ

資格取得は、下記の流れで行います。

  1. 自宅学習
  2. 課題提出(提出課題100問、60点未満は再提出)

    ※お申し込みから課題提出まで6ヶ月以内を目標

  3. 実技教習(2日間)

  4. 検定試験(筆記試験50問、70点以上合格)
    ※不合格の場合は再試験制度あり(有料)

働く方でも、平均2か月で取得できる資格となっており、お申込みから検定試験まで12か月以内で行う必要があります。

資格取得にかかる費用

資格の受講料は、41,800円(税込)となります。

もし検定試験に不合格になった場合、再試験は有料となり、1回につき3,300円を支払う必要があります。

また、サービス介助士は3年間たつと資格の更新が必要です。その場合の更新には、1,650円が必要となります。

(5)サービス介助に関わる他の資格はある?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1051832

サービス介助にかかわる資格は、サービス介助士以外にあるのでしょうか。内容が近い資格について紹介していきます。

准サービス介助士の資格

准サービス介助士の資格は、サービス介助士よりさらに取得しやすい資格です。サービス介助士と違って、実技教習が不要です。

自宅学習と課題提出、検定試験に合格することで取得できます。費用は22,000円となります。

准サービス介助士は、ユーキャンでも取得することができます。

認知症介助士の資格

認知症介助士の資格は、認知症を理解して認知症の方に適切な対応をできるようにする方法を学びます。ご家族や、職場や地域で認知症の方と接する機会がある方におすすめの資格です。

認知症介助士の資格についても、ユーキャンで取得することができます。

サービス介助士ジュニアの資格

サービス介助士ジュニアの資格は、中高生向けの資格です。

公益財団法人日本ケアフィット共育機構主催の「サービス介助士ジュニア資格取得講座」を中学校・高等学校内の授業に導入し、17時間以上の授業を受講する必要があります。

テキスト2,200円、検定料6,600円の費用で受講が可能です。

サービス介助基礎検定の資格

サービス介助基礎検定とは、2時間で完結のセミナーとなります。高齢者や障がいのある方へのコミュニケーションや、こころのバリアフリーを撤廃することを目的としています。

受講料は5,500円となります。

(6)企業で団体受講することもできる

サービス介助士は、企業で団体受講を行うこともできます。

介護施設や、高齢者の方と接するサービス業の方などは、サービス介助士を持っておくとサービスの質が高くなるといえます。もし、企業で団体受講をしたい場合には、日本ケアフィット協会のHPから申し込むことができます。

申し込みはこちら

(7)サービス介助士の資格を取得して、サービスの幅を広げよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/970138

サービス介助士の資格は、それを持っていれば介護施設で働けるというような資格ではありません。ですが、サービス業に従事する方にとって、サービスの幅を広げるための資格として、適切な資格といえるでしょう。

そのため、サービス業を行う方で特に、高齢者の方や障がい者の方と接する機会がある多い方にはおすすめな資格です。

手軽にとることができるので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

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