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退職のタイミングを考える上で重要な4つのポイントと転職活動の時期

就職・転職
退職をする時は自分にとっても会社にとってもベストなタイミングで行うことが円満退社をするコツになります。 退職のタイミングや転職の時期を知っておくとスムーズに退職手続きをとることができるでしょう。 ここでは退職のタイミングを決定する際に考えるべき4つのポイント、退職届提出のタイミング、転職のタイミングなどを解説していきます。
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(1)退職のタイミングはどのように決めるのがよいのか

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/336904

現在の人材市場は、とても活発になってきています。終身雇用制度の崩壊が始まっている現代日本において、もはや退職やそれに伴う転職は、すべての職業人にとって他人事ではなくなってきているのではないでしょうか。

いざ退職を考えた時、

  • 転職先を見つけてから辞めるか
  • 会社を辞めた後に仕事を探すか

のように、退職する前でも後でも悩みは尽きないものです。会社を退職するタイミングによっては、損をしたり、得をしたりするので、退職のタイミングに関するすべてを心得ておくことが重要なポイントになります。

具体的には、お金の事や次の転職先など、さまざまな要素を織り込んで退職のタイミングについて思考するようにしましょう。

(2)退職のタイミングを考える上で重要なポイント① ボーナス時期

会社員に勤めていれば、ボーナスは大きな楽しみのはずです。実際にボーナスをもらってかすぐに辞める人も大勢います。ボーナスをもらってすぐの退職は後ろめたいと考えがちです。

ですが、ボーナスをもらってすぐに退職をしても労働基準法には何も問題はありません。むしろ、タイミングを間違えて退職届を出してしまうと、ボーナスが減額されたり支給されない事もあります。

退職のタイミングとして、ボーナスが支給された後に設定したいのが正直なところでしょう。大手の企業で、賞与制度がしっかり整っている会社なら、ボーナスの基準日をしっかり満たすように退職日を決めましょう。中小企業では、ボーナスをもらってから退職の意思を伝えるようにします。

ボーナスをもらってからすぐに退職するよりは、ボーナスを受け取ってから2週間~1ケ月おいてから退職の意思を伝えるほうが、円満な退職をする事ができるのでおすすめです。

(3)退職のタイミングを考える上で重要なポイント② 保険関係

退職すると社会保険の権利も喪失してしまいます。企業に勤めている時の社会保険料は、毎月給料から一定額を天引きされています。

退職日によって給料が大きく変わる

退職日が1日違うだけで、最後の給料の手取り額が大きく変わります。月の途中で退職するか月末で退職するかで社会保険料の徴収が1ケ月分かわります。

退職日を月末にすると、社会保険の資格喪失日が次月になってしまい、退職日を月末前までに設定した場合より多く支払わなければいけなくなってしまいます。下記で1月を例にして説明します。

退職日

社会保険の資格喪失日

社会保険料の支払い額
1月31日 2月1日 1月分まで
1月30日 1月31日 12月分まで

退職するタイミングを月末より1日前倒しにすると最後の給料で社会保険料がかかならいので給料は増えるメリットはありますが、将来の年金は1ケ月分少なくなるデメリットがあります。退職日は目の前の利益をとるか、長い目でみるか、どちらも考えるようにしましょう。

(4)退職のタイミングを考える上で重要なポイント③ 職場関係

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2166044

仕事をする上で、短期間勤めても、長く勤めても退職をする時には社会人としてのマナーはきちんと守りたいものです。

会社の退職者が増える時期は、一般的には、ボーナス時期の12月と年末度の3月になります。円満退職を望んでいるなら、スムーズに辞められる時期を選んで退職する事です。

特に避けたい時期は、会社の繁忙期と大きなプロジェクトを任されている時です。繁忙期は、1年の中で会社が一番忙しい時期の事で、繁忙期の前には退職の意思を伝えておくようにすると、後の引き継ぎも余裕をもつ事ができます。

プロジェクトが進んでいる中の退職は、プロジェクトチームに穴があき、会社にも迷惑がかかるので、退職の予定がある時は、自分の仕事を終わらせてからが退職をするベストなタイミングになります。

(5)退職のタイミングを考える上で重要なポイント④ 転職時期

年齢や前職での経験、持っている資格の価値や人材の能力がある人は就職活動が有利に進みやすいですが、転職に有利な時期も存在します。ハローワークで求人を見た事がある人はわかると思いますが、求人が多い月と少ない月があります。

一般的に求人数が増える月は、9月~10月、2月~3月になります。逆に少ない時期は、4月、8月、12月です。

9月~10に求人が増えるのは、決算や新しいプロジェクトの開始などがあります。求人数が多い時期に転職をする方が自分の理想としている職場が見つかる可能性が高くなります。

(6)転職先を決めてからの退職が安心

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2348636

転職をする時に一番不安なのが、仕事が見つかり収入が安定するまでの生活のお金だと思います。転職先が見つかるまでに期間があくと、その分十分な貯金がなければ、住む家の家賃や食費など金銭面で厳しい状態になってきます。

退職してからすぐに仕事を見つけるつもりでも、すぐに転職がうまくいく保証はどこにもありません。転職が決まってから退職すると、安心して次の転職先にうつる事ができます。

(7)転職先の就業日には間に合わせる

内定をもらい、転職先が決まれば、その後は内定先の企業と入社する日を決めますが、まだ在職している時は、入社日と退職日のスケジュールの調整をしなければいけません。

在職中には、会社の就業規則に必ず目を通し、業務の引きつぎにどれくらい日数がかかるか把握して、最低限、転職先の就業日には間に合うように調整をするように進めるようにしましょう。

退職の意思表示をしたが、後任がみつからず退職日が長引き、再就職先の就業日に間に合わなかったケースもあるので、そうならないために余裕をもって必要な時間を確保しておくのが良いでしょう。

(8)退職日を決めた後、退職届は何日前に出すのがいいか

会社を辞める決断は、特にひとつの会社に長く勤めていた人にとっては、人生の中の大きな決断で勇気もいることでしょう。

一般的な企業の就業規則には退職の1ケ月前と定めている企業が多いですが、民法上では退職の2週間前の申し出が決められています。

法律上では2週間前に申し出れば問題ないとはいえ、後任者の引き継ぎの関係があるので、なるべく1~2ケ月前にはやめる意思を伝えるようにすると、のちのちの人間関係に支障が出にくいのも確かです。

また、急な病気などで、法的に必要な日数を切ってしまった場合には、きちんと事情を話し、上司に相談してみてください。

少なくとも契約満了の1ケ月位前には退職の意思表示をするよう意識するのが望ましいでしょう。

(9)一般的に、退職を伝えるタイミングはいつなのか

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/258009

自己都合の退職をした人の退職届を出すタイミングは、なるべく自分が損をしないタイミングで退職届を出したいと言う人と、会社の状況を考えたケースの2つに分かれています。
 
退職届を出したタイミングを全国の成人男女を対象にアンケートを行った所、

  • 1ケ月前に提出 47%
  • 2ケ月前    20%
  • 3ケ月前    19%
  • 6ケ月前    10%
  • その他     1%
  • 直前      3%

となっています。アンケートの調査での最も多い退職を伝えるタイミングは1ケ月前ということになります。

下記の記事では、退職の交渉の時のポイントを解説しています。退職の際は次の職場で良いスタートを切るためにもスムーズに退職したいものです。ぜひ、併せてご覧ください。

スムーズな退職交渉をするために | 4つのステップとポイントを解説

(10)転職のタイミングは重要なポイントをおさえて決めよう

女性であれば結婚や出産などライフイベントでのタイミング、男性であれば新しいキャリアにチャレンジするタイミングなど、転職のタイミングはとても重要なポイントになります。なので本格的に転職活動を始める時には、事前の情報収集がとても大切です。

転職をする時に会社を辞めるタイミングは必ずいつという決まりはありませんが、自分にとっても会社にとってもベストな退職のタイミングをおさえて、社会人として気持ちよく会社を退職できるようにしておくことが大切です。

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