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退職に必要な書類は|失業保険・健康保険加入の手続き方法も解説

就職・転職
退職後の書類は、雇用保険や健康保険などの特に大事な手続きの書類となります。必要な書類が揃っていないと、次の再就職先にも提出できなくなるので、退職手続きがスムーズに行えるように事前に準備をしておくことが重要です。 退職の手続きの流れ、必要な書類を一つ一つ丁寧に解説します。
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(1)退職に必要な書類や手続きはたくさんある

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/284022

初めて会社を退職する人は、何をどうはじめたらよいかわからない人が多くいると思います。退職する時に必要となってくる退職時の必要書類は意外に多くあり、会社をやめたら自動的に送られてくるものや、督促しないともらえない書類もあります。

会社を自己都合で辞める時には、一通りの流れを知っておくとスムーズに円満退職ができます。はじめに退職届を提出します。退職の申し出は意思表示だけでも法律上に問題はありませんが、トラブルが起きた時の証明にもなりますので、退職届を書いた方が良いでしょう。

会社から貸与されていた備品を返却し、会社から受け取る必要のある書類は、離職票、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票、健康保険被保険者資格喪失確認通知書、退職証明書、在籍期間証明書になります。

(2)退職時に会社から受け取る書類① 年金手帳

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1573203

退職時に会社から受け取る書類の一つに年金手帳があります。

年金手帳は、加入者一人につき1冊交付され、基礎年金番号も一生変わりません。年金手帳は、退職するとすぐに返却され、過去の年金加入状態を調べたいとき、転職する時や失業保険を受給する場合に必ず必要なもので、大切に保管しておきましょう。

(3)退職時に会社から受けとる書類② 雇用保険被保険者証

退職後、新しい転職先に提出する書類に雇用保険被保険者証があります。雇用保険被保険者証とは、雇用保険に加入した際に発行される証明書のことをいい、職場で雇用保険に加入していた人がもらえる証明書です。ほとんどの会社では、紛失しないように会社で管理しているケースが多いようです。

会社に勤めていた時、決まった期間雇用保険に加入していた場合は、失業保険を受ける事ができます。失業保険はハローワークで手続きを行います。この失業保険の手続きで、雇用保険被保険者証が必要なケースもあるので、ハローワークに持参していくようにします。

その他にも退職後、転職や再就職の時、教育訓練給付金の支給を受ける時に雇用保険被保険者証が必要になる書類の1つです。

(4)退職時に会社から受け取る書類③ 健康保険被保険者資格喪失証明書

会社を退職した後は、健康保険の切り替えの手続きが必要です。切り替えの際には必ず健康保険資格喪失証明書が必要です。健康保険資格喪失証明書は、会社を退職後、国民健康保険に加入する時に住所のある市町村の窓口に提出する書類で、新しい会社で社会保険から社会保険に切り替える時にも必要です。

健康保険資格喪失証明書があると、資格喪失日が確実に証明でき、保険の重複加入を防ぐことができます。

健康保険資格喪失証明書の発行は、会社は義務ではないので、健康保険の資格を喪失しても自動的に発行されるものではありませんので、退職前に健康保険資格喪失証明書の発行を確認しておくようにしましょう。

国民健康保険の手続き期間は、資格喪失から14日以内に申請となっていますが14日を過ぎても申請可能です。ですが、なるべく早めに手続きを済ませるようにしてください。

(5)退職時に会社から受け取る書類④ 源泉徴収票

退職後に会社から発行される書類に源泉徴収票があります。源泉徴収票とは、1年間に支払った給料の額や徴収した所得税の金額を示す書類の事で、1枚にまとめて記載されています。1年間の収入以外に、納めた所得税や控除の金額、扶養家族の有無などが書いてあります。

源泉徴収票は、次の就職先に提出する必要があり、転職をしない時にも確定申告をする時に使う大切な書類です。転職先に提出する理由は、年末調整のためで、転職先の会社は、前職での収入を合計した年収から所得税を計算するため、前職での収入や仮払いした所得税の金額が必要になります。

源泉徴収票の発行は、所得税法によって義務があるので、必ず1ケ月以内には発行されます。退職後、1ケ月を経過しても会社からもらえない場合は、労働基準監督署や税務署に相談してみましょう。

(6)退職時に会社から受け取る書類⑤ 離職票

会社から受け取る書類の離職票は、退職後の生活維持に必要な失業保険の申請に使います。離職票はすぐに受け取れる書類ではなく、通常2週間から1ケ月ほどかかります。離職票には、雇用保険の加入期間や、退職理由などが記載されています。離職票を、ハローワークに提出することによって、失業保険の受給額や給付日数が決まる大切な書類です。

離職票は、失業保険の申請以外にも前職を証明するためや、国民健康保険の加入手続きの際に提出するのに使います。退職後、失業保険をもらう予定がなくても、離職票は使う用途がいくつかあるので、もらっておくことをおすすめします。

会社を退職する時には、会社から受け取るものと、返却するものがあります。もし、返却するのを忘れていると、退職後に会社とやりとりすることになりますので、返却するもののリストを作って、返却忘れがないようにしましょう。

(7)退職時に会社に返却するもの

退職時に会社に返却しなくてはならないものは主に以下のとおりです。

  • 保険証
  • 制服
  • 名刺(自分の名刺と仕事で手に入れた名刺も返却します)
  • 社員証
  • 社費で購入した物品
  • 書類、データ(業務中に発生したデータや資料など)

(8)失業保険の手続きに必要な書類は

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/815

以上のものが返却リストになります。

退職して次の就職先が決まっていない場合は、必ず失業保険の手続きを行うようにしましょう。

  • 離職票(ハローワークが交付します)
  • マイナンバーカードの通知カード、またはマイナンバーが記載されている住民票
  • 身分証明証(免許証やパスポートなど)
  • 証明書社員2枚(縦3センチ×横2、5センチ)
  • 印鑑
  • 口座の通帳かキャッシュカード(給付金の振込みのため)

雇用保険でもらえる給付金は待機期間と給付制限期間があり、退職の理由によって受給期間や開始される時期が違います。

(9)国民保険加入の手続きに必要な書類は

会社を退職した後は、会社で加入していた社会保険は使えなくなり、新しい保険に加入する必要があります。退職した後は、国民健康保険、または、健康保険の任意継続、家族の保険に入るかどちらかを選ぶ事になります。

社会保険の資格を喪失した後、国民健康保険へ変更する場合は、住所のある市町村の役所の窓口で手続きを行います。

切り替えの手続きに必要なものは、次の通りです。

  • 世帯主と切り替えをする人のそれぞれのマイナンバー
  • 印鑑
  • 健康保険資格喪失証明書

国民健康保険への切り替え手続きは、退職した次の日から手続き可能で、手続き期間は、14日以内です。資格喪失日から14日を超えて届出を出した場合、医療機関で診察を受けた時の医療費は全額負担となりますので、速やかに行うようにしましょう。

(10)退職時に必要な書類は前もって準備しておこう

退職を考えている時期は、次の就職先の事ばかり考えがちで、退職の手続きを考えていない人が多くいます。

いざ退職届を出した後に、何をいつまでに提出したらよいか、会社から受け取るもの返却するもの、わからない事が多すぎると手続きもスムーズにいかず、大事な手続きが遅れると無保険になったり、失業保険の給付が遅れたりと、後で後悔する事になります。

退職にあたってどんな手続きが必要か、手続きに必要な書類はなにか事前に調べておくと円滑な退職をする事ができますので、退職手続きの基本的な流れを知っておくようにしましょう。

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