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(1)腰痛ベルトとは
腰痛ベルトとは、腰痛予防のために腰へ巻いて負担を軽減したり、すでに腰痛の人が巻いて悪化させないようにしたりするものです。腰をサポートすることで、周辺の筋肉などを安静にする役割があります。
腰痛のため日常生活に支障をきたす場合、腰痛ベルトを巻くことで安楽な動作が可能になり、また症状を緩和させることができます。
(2)腰痛ベルトを使う目安
布などを腰に巻いたりしても腰痛が緩和されない場合
腰痛ベルトを使う目安の一つとして、布を腰に巻いて様子をみるやり方があります。
自宅にあるもので良いので、長めの布を用意します。布を、ウエスト付近にやや強めに巻きましょう。この方法で腰痛が楽になるのであれば、幅広の腰痛ベルトが適しています。
もしこの方法で痛みが緩和しない場合は、骨盤や股関節のあたりでやや強めに巻きます。この巻き方で痛みが緩和されるのであれば、骨盤ベルトの方が適しているということになります。
腰痛ベルトが必要か否か、購入する前にまずは布を使って腰痛が改善されるか確認してみましょう。
(3)腰痛ベルトの選び方
腰痛ベルトはどのように選べば良いのでしょうか。
おすすめの方法は、病院を受診して医師に相談することです。整形外科を受診すると、痛み止めや湿布薬などと一緒に腰痛ベルトを処方してもらえる場合があります。
病院ではレントゲンなど詳しい検査が行えますし、直接医師に腰痛について相談できるというメリットがあります。症状に合わせた、正しい腰痛ベルトを選びが可能となります。
もし病院には行かずに自分で選ぶ場合には、サポート力や素材、幅などに注目して選びましょう。それぞれのポイントで重要なことをまとめてみました。
サポート力
サポート力が弱い腰痛ベルトだと、腰痛が強い時は痛みが緩和されません。腰痛ベルトによっては、伸縮素材のベルトがついていて、二重、三重に補強するサポート力の強い物があります。腰痛の症状によって、サポート力の強い腰痛ベルトを選ぶようにすると良いでしょう。
素材
腰痛ベルトの素材は、数種類から選ぶことができます。ゴム製のものは衣類の上から巻いても滑らず、密着性が強いです。しかし夏場に使用すると暑く、蒸れやすくなってしまいます。
一方メッシュ素材の腰痛ベルトでは通気性が良く、夏場の使用にも適しています。腰痛ベルトの素材はそれぞれ特徴があるので、季節に応じて使い分けると良いでしょう。
幅
腰痛ベルトを選ぶ際、幅に注目するのも大切なポイントです。腰痛の場所によって、適した幅が異なります。ウエストのくびれ、またはそれよりも上に腰痛がある場合は、幅広タイプの腰痛ベルトが適しています。
一方、骨盤やお尻のあたりに腰痛がある場合は、幅の狭いタイプの腰痛ベルトが良いでしょう。
自分の症状に合った、確かな腰痛ベルトを選ぶために選ぶポイントをしっかり押さえておくことが大切です。
(4)おすすめの腰痛ベルト① ザムスト ZW-3
腰用サポーターの「ザムストZW-3」は、薄さと軽さにこだわった軽量タイプの腰痛ベルトです。
ZWシリーズの中でも最軽量であり、腰痛ベルト特有の不快感を軽減してくれます。腰全体を覆ってくれる幅があるので、やさしくサポートしてくれます。
また本体と一体型になった補助ベルトがついているので、腰部への負担がなく簡単に装着することが可能です。本体内側には、すべりどめテープがついているので、激しい運動など行ってもずれにくいという特徴があります。
値段は、税込みで3,456円。サイズは、Sから3Lまでそろっています。
(参照:ZAMST Online SHOP 商品ページ(外部リンク))
(5)おすすめの腰痛ベルト② Dr.magico 腰椎コルセット スタンダード Pro
「Dr.magicoの腰椎コルセットスタンダードPro」は、幅が16㎝あり腰をしっかりとサポートしてくれるのが特徴です。
メッシュ構造なので、軽くて通気性に優れています。腰をサポートしながらも、適度に腰を動かすのに適しています。腰痛ベルト内側は柔らかい生地で作られており、肌当たりが優しくなっています。
本体には、腰椎に沿って弾性ボーンが左右1本ずつ配置されており、腰椎をしっかりサポートしてくれます。
また補助ベルトもついているので、小さな力でしっかりと締め直すことができ、女性や高齢者でも簡単に締められます。マジックテープ部分は汚れがつきにくい作りになっており、また衣類などにもひっかかりにくいという特徴もあります。
値段は税込みで3,456円で、サイズはSから3Lまでとなっています。
(参照:magico STORE 商品紹介ページ(外部リンク))
(6)おすすめの腰痛ベルト③ Dr.Q 発熱あったか腰痛ベルト
Dr.Q発熱あったか腰痛ベルトは、体からの水蒸気をエネルギーに変えて発熱、腰を保温してくれます。
腰痛ベルトの腰とお腹部分には、発熱を促すためトルマリンが塗布してあります。冷えを解消したり、月経痛への効果も期待できます。ベルトは二重になっており、腰部分には4本の3D加圧ボーンを配置しています。
そのためしっかりと腰をサポートし、ずれにくくなるような工夫もされています。腹部にあたるベルト部分は10cmの幅となっていて、日常の動作を妨げないないよう配慮されています。
値段は税込で3,270円、サイズはS、M、L、XL、XXLの5種類です。
(参照:Rakuten 商品紹介ページ(外部リンク))
(7)おすすめの腰痛ベルト④ バンテリンサポーター 腰用 しっかり加圧タイプ
バンテリンサポーター腰用しっかり加圧タイプは、腰椎から骨盤にかけてをしっかりとサポートしてくれる腰痛ベルトです。
クロステーピング構造により、腰のねじれを制限し加圧を加えているため、しっかりとしたサポート力が得られます。また腰の曲線にフィットした、特殊形状背部ハードパネルを使用。ベルトはV字型で装着し、補助ベルトでズレを防ぎ、簡単な調節を可能にしています。
値段はドラッグストアやホームセンターなどにより異なりますが、3,000円前後となっています。サイズはふつう、大きめ、ゆったり大きめの3種類から選べます。
(参照:VANTELIN KOWA ホームページ(外部リンク))
(8)おすすめの腰痛ベルト⑤ ミズノ腰部骨盤ベルト
ミズノ腰部骨盤ベルトは、仙腸関節に加えて腰椎をサポートしてくれます。特徴としては、メッシュ構造のため通気性が良いことが挙げられます。
また補助ベルトがついており、両側を軽く締めることにより、しっかりとした固定を実現。動きを妨げない構造になっているので、日常的に使用することができます。
値段は9,504円で、サイズはM、L、LLの3種類です。
(参照:Mizuno 商品ホームページ(外部リンク))
(9)腰痛ベルトをしても痛みが改善されない場合は
腰痛ベルトを使用しても痛みが改善されない場合は、患部を休めるか病院に行きましょう。
腰痛があるのに無理をして動作を行うと、さらに腰痛が悪化してしまう恐れがあります。症状が悪化しないよう、なるべく腰に負担がかからないよう患部を休めましょう。
また自分で判断するのではなく、整形外科などの病院へ行き専門的に診てもらうのが良いでしょう。場合によっては、長期間の安静や手術が必要になることも考えられます。症状が軽いうちに、早めに対処することが大切です。
(10)腰痛ベルトで腰への負担を減らそう
腰への負担を減らすには、腰痛ベルトを着用するのが効果的です。
自分の症状に合った腰痛ベルトを使用することにより、腰痛を軽減し症状の悪化を予防することができます。腰痛ベルトを選ぶ際は、サポート力や素材、幅といったポイントに着目しましょう。
より的確に、あなたの症状に合ったものを選ぶことが可能となります。腰痛が少しでも軽減できるよう、今回紹介した腰痛ベルトを参考にしてみてください。