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介護の夜勤が辛くて、今にも辞めたい方へおすすめの解決方法

就職・転職
「介護の夜勤」と聞くと大変そう、きつそうというイメージが先行します。 介護者が寝泊まりする宿泊介護施設では、夜間の時でも介護士が夜間に従事する人数が定められております。 理由としては利用者の容体が悪くなった場合や一人では排泄処理ができない方への介助を行わなくてはいけないからです。 利用者の中には、夜中に施設内を徘徊したり、不必要にナースコールを押す方もいらっしゃるため、介護士の業務負担が増し、 唯一確保されている2時間の仮眠時間すらもとることができないという事態も発生しています。 今回はそういった介護業界の夜勤についての実態と比較的夜勤が少ない、もしくは無い介護施設をご紹介します。 これから介護士をめざす人や、介護に携わっている人にぜひ知っていただきたい内容です。  
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(1)介護士を辞めたくなる夜勤の実態

上のグラフは「介護士を辞めた、もしくは転職した方」の退職理由アンケートです。他の業種と比較すると介護業界特有なのは、下の4つが特徴的です。

  • 収入の少なさ
  • 心身の不調
  • 業務過多
  • 腰痛

ここから、業務量は多いが、収入が少なく辞めざるを得なかったとも受け取れます。

介護職の業務の中でも、少数で長時間働かなくてはならない夜勤は、「負担が大きいのでやりたくない」という方が少なくありません。

それでは夜勤が負担になっており、介護士さんが「辞めたい!」と考えてしまう瞬間とは一体どのような時なのでしょうか?

拘束時間が長い

一番多いのがこの『拘束時間が長い』ことに対する不満です。

 施設の多くは17:00~10:00(17時間)、22:00~8:00(10時間)などで夜勤体勢を整えており、数値からわかる通り、拘束時間は非常に長いといえるでしょう。

この不規則な業務時間により、睡眠時間もバラバラになってしまい心身の不調に陥るケースが多いのです。今は我慢できているかもしれませんが、実は身体は既に悲鳴を上げている可能性があります。

夜勤手当がでるからがんばろう!を無理をしすぎると、体調を崩してしまう可能性があります。

夜勤手当

多くの施設では夜勤相場は5000円前後のようです。看護師などの10000円と比べると、少なく見えてしまうかもしれません。

業務時間を少なく見積もって8時間として、5000円÷8時間=約600円が時間あたりの夜勤手当ですが、日によっては利用者の介助を行い10時間以上働くケースも多いのです。

また、業務内容も事故やトラブルが起こらないよう常に徘徊し、朝になると朝食を作ったり、利用者の更衣着脱を手伝ったり、食事介護を行います。

夜勤で疲れた状態の時にこの業務量は相当ハードのため、人によっては「もっと夜勤手当が欲しい」と不満に思う方も少なくありません。

業務の過酷さ

昼間の勤務でも業務過多といわれる介護ですが夜勤はその比ではありません。 前に記しましたが、夜の間は何かしらの事故が起こらないよう常に気を引き締め確認を行います。

例えば、認知症患者様が夜勝手に徘徊してしまい、転倒し歩けなくなってしまうケースもあり、夜の見回りも気が抜けません。 また、夜明けの業務も多く、身体が不自由な方をベットから起こす作業、衣類の着脱、食事の用意など、夜勤明けの疲れた状態で行わなくてはならないのです。

この状態は業務をマニュアル化できない不自由さや、そもそも1人あたりの業務量が妥当なのか?という施設側が配慮しなくてはならない問題でもあるため、 介護士として働く職場が夜勤の業務に関してしっかり考え、効率よく仕事ができるよう構造化しているかを確認する必要があるかもしれません。

(2)辞めたいと思った方にオススメ!夜勤が無い介護サービス

デイケア

デイケアとは利用者のリハビリをお手伝いし、利用者がいずれ日常生活を自分ひとりで行えるようにするための介護サービスです。 通所介護の中の一つであるデイケアは高齢者が施設に泊まるわけではなく自宅から通います。

そのため、夜勤は無く、一人あたりの業務量も妥当と言えるでしょう。

デイサービス

よくデイケアと勘違いしてしまうデイサービスは、リハビリをベースとするデイケアとは違い、生活周りのケアが中心になります。

この介護サービスも通所介護の中の一つのため、高齢者は施設に通い、サービスとして食事介護、入浴介護、レクレーション介護などを受けることが可能であり、夜勤はありません。

理学療法士が主に活躍するデイケアとは違い、デイサービスの方が一般的な介護士が提供している割合が多いです。

訪問介護

訪問介護は要介護認定を受けた高齢者の自宅に訪問し、入浴、食事などの介助を行うサービスを示します。

業務内容としては、利用者の身体に触れず介助を行う(掃除洗濯など)生活援助と、 利用者の身体に触れて介助を行う(入浴や排泄介助など)身体介助の2つが存在します。

訪問入浴

訪問入浴とは、看護師1名、介護士2名でチームを組み訪問入浴車に乗って要介護認定を受けた高齢者の自宅に訪問し入浴サービスを提供します。

看護師が入浴前後に血圧・体温を測定し利用者の体調状況を把握、介護士が実際の入浴の手伝いをします。

利用者によっては身体が動かせない方もいるため、少し肉体労働が目立つ介護サービスではありますが、夜勤は存在しないため、訪問入浴を選択する介護士は多いです。

(3)まとめ

いかがでしたでしょうか?介護士はただでさえ業務が多く、その理由から転職や辞職してしまうケースがあるため、 さらに厳しい夜勤はなかなかやりたくない方も多いかと思います。

しかし、事前に従事する施設の勤務体系や手当内容を把握しておくことで自分のキャリアに傷をつけること無く、希望の介護のお仕事を続けることも可能なのです。 これから介護士になる方も、すでに介護士として従事している方も施設の密な部分までしっかり把握した上で働きましょう。

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