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(1)試験までに確認しておくべきチェックリスト15個
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受験資格の確認
時期:できるだけ早く
介護福祉士国家試験の受験資格は非常に変わりやすいため、まずは何より先に受験資格の確認をしましょう。 28年度の介護福祉士の国家試験の受験資格を得るには、2つの条件を満たしている必要があります。
- 条件1:介護の仕事をしていた期間が通算3年以上で、なおかつ実際に介護をした日数が540日を超えていること。
- 条件2:介護職員実務者研修を終了していること。
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実務者研修申し込み
時期:できるだけ早く
実務者研修を修了していない場合は、早めに実務者研修の通信講座に申し込みましょう。介護福祉士国家試験の受験のためには実務者研修修了証明書が必要になりますが、実務者研修を終了するまでには6ヶ月の期間を要します。
年度内に修了証明書を提出できるのであれば受験自体は可能ですが、送る書類が多くなったり、場合によっては実務者研修によって免除される実技試験を受けなければいけなくなる場合もあります。
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参考書と過去問、予想問題の入手
時期:できるだけ早く
参考書と過去問を入手しましょう。参考書は様々な種類がありますが、1冊あれば十分です。過去問は介護福祉国家試験のカリキュラムが大きく変わった平成23年度、第24回以降の過去問が載っているものを選びましょう。
予測問題は力試しに使いますので3冊以上は欲しいところです。
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学習プランの立案
時期:できるだけ早く
学習プランを立てましょう。1日3時間は勉強時間が欲しいところですが、実務者研修が重なると簡単ではありません。休みの日に集中的に勉強したり、仕事の休憩時間の一部を勉強時間に当てたりと、うまく時間配分を行いましょう。
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願書取り寄せ
時期: 6月下旬?
願書の配布は6月下旬ごろより行われ、申し込み用紙の提出期限は9月です。手元に願書が届いてから提出期限までの間に、職場から実務経験証明書を発行してもらったり、写真を用意したりといろいろ忙しくなります。
早めに願書を取り寄せるようにしましょう。ちなみに願書は社会福祉振興・試験センターのホームページで請求することができます。
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職場からの証明をもらう
時期: 7月~8月
職場から実務経験証明書をもらいましょう。送られてきた願書の中に様式がありますので、それに記入してもらいます。勤めていたところが複数ある場合は、以前勤めていた職場に電話で確認した後、様式と返信用封筒を送りましょう。
また申し込み用紙を送る時点で経験年数が3年に満たない場合でも、試験がある年度の3月31日までの時点で3年を越す場合には「実務経験見込み」として職場に一旦用紙を書いてもらい提出すると試験を受けることができます。
ただし、実際に3年を超えた時点で実務経験証明書を改めて提出する必要があります。
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実務者研修修了見込み証明書の用意
時期: 7月~8月
申し込みには実務者研修修了証明書が必要となりますが、実務者研修がまだ終わっていない場合は実務者研修修了見込み証明書で代用が出来ます。
実務者研修修了見込み証明書は、実務者研修を行っているスクールで発行してもらう事が可能です。 実務者研修が終了したら、実務者研修修了証明書を後日提出することになります。
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申し込み用紙の提出
時期:7月~9月上旬
申し込み用紙の他に、実務経験証明書と実務者研修修了証明書など必要書類を揃えて、願書に同封されている封筒を使い簡易書留で郵送します。
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実務者研修修了証明書・実務経験証明書の提出
時期:9月以降できるだけ早く
申し込みの時点で実務者研修修了証明書や実務経験証明書を提出できていない場合は、それぞれの証明書を発行してもらえるようになった時点で発行してもらい、試験センターへ簡易書留で郵送します。
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受験票の確認
時期:12月ぐらい
12月ごろに受験票が自宅に送られてきます。この受験票は試験当日に必要になるので大事に保管しておきましょう。試験会場も記載されていますので確認しておきましょう。
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下見
時期:12月ぐらい
試験日が近づいてきたら、一度試験会場までのルートの確認をしておきましょう。何時にどのような交通手段で行けば、試験開始時刻までに間に合うのか事前にルートの下見をしておくと当日になって焦らず済みます。ちなみに試験日は日曜日になるので、下見を行うなら日曜日に行いましょう。
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ホテルの予約
時期:12月ぐらい
会場が遠方だったりすると、どんなに朝早くバスや電車に乗ったとしても間に合わないことも考えられます。また試験日が1月の為、積雪などで急にバスや電車が止まることもあります。事前に会場近くのホテル等を予約しておくと、それらのことで悩む心配がなくなります。
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筆記試験前日
時期:1月下旬
試験前日には持っていく物の最終確認をしましょう。
介護福祉士 試験日の持ち物チェックリスト |
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受験票 HB鉛筆 消しゴム 腕時計 |
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試験日当日
時期:1月下旬
当日意外と重要なのが昼食の準備です。お昼に外に買いに行ってもいいのですが、多くの人が試験会場周辺のお店に一斉にお昼を買いに行きます。
どこの店もレジで行列ができたり、お弁当があまり美味しそうでない物しか残っておらず、ハシゴをする事にもなりかねません。
見直しなどをしたい時間に、案外無駄な時間をとられてしまうので、試験日当日は弁当持って行くなどしてあらかじめ昼食の準備をしておきましょう。
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実技試験
時期:3月下旬
平成28年度から実務者研修を修了していることが受験の条件となったで、多くの人が実技試験を免除されます。
しかし実務者研修修了見込みで受験している場合は、2月の上旬までに実務者研修修了証明書を送付しないと実技試験を受けないといけないことになる可能性があります。注意しましょう。
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試験終了後
時期:3月下旬~4月
ついでに試験終了後の流れも簡単に見ておきましょう。 試験が終了したら、後は3月の下旬に厚生労働省のホームページか、試験センターのホームページにて合格者の番号が発表されます。
合格者には4月に合格証書と登録申請書類が届きますので、登録申請書類を提出したら晴れて介護福祉士と名乗ることができます。
(2)まとめ
試験を受けるに当たって、様々な手続きが必要となります。ついつい勉強の事ばかり考えてしまって重要な手続きを忘れてしまうと、多くの時間を割いて勉強したことが無駄になってしまうという事に...。
どんなに最初の時点でやることを頭に入れていても、勉強ばかりてやっていると、ついつい忘れてしまうものです。あらかじめカレンダーにやる事を書き込んでおくなど忘れないための対策も行っておきましょう。
ちなみに受験申し込み以外の必要書類は以下に送付して下さい。