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懐かしの映像は脳を活性化!介護施設の利用者に喜ばれるレクリエーションをまとめました

テクニック
介護職として働いていると考えなければいけないのが「レクリエーション」です。 グループを対象にしたものと個人を対象にしたものがありますが、いずれの場合にも、利用者に楽しんでいただくためのさまざまなアイデアが必要とされ、実施するプログラムについてお悩みの方も多いのではないでしょうか? 今回ご紹介させていただくのはレクリエーションは楽しいばかりでなく、脳を活性化させ認知症の予防に役立つものばかりです。もし、アイデアが浮かばずにお困りのようでしたら、参考にされてみてはいかがでしょうか?
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(1)健康維持にも役立つレクリエーション

脳の障害によって起きる認知症は一度発症すると完治させることが難しく、日頃から脳を活性化させることが予防や進行を遅らせるためには良いと言われています。 個人差はありますが、脳を活性化させるレクリエーションには下記のようなプログラムがあります。

(2)認知症予防には作品作りのレクが最適

予防的なレクリエーションとしては、作業を伴うのがおすすめです。具体的には編み物や手芸、そして工作などが挙げられます。またじっくり考える機会が多い絵画や習字といった芸事も認知症予防には良いでしょう。作品を発表する場を用意してあげたら、やる気の維持にもつながります。利用者自身の気持ちやペースを見極めながら、これらのレクリエーションを提案してみましょう。

(3)身体を動かすレクは寝たきり対策にもつながる

出典:https://www.photo-ac.com/

利用者の体調次第では、体操やフラダンス、そしてウォーキングといったような身体を動かすレクも効果的です。認知症予防はもちろん、寝たきり防止などにも効果があるので、気候や利用者の体調を見極めながら提案されてみてはいかがでしょうか? もし運動を行う場合には、スタッフが同行し、無理のない範囲で行うようにしましょう。

(4)認知症予防には「懐かしい映像」も効果的

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/218339

昔の映画や写真を見ながら話すのも、認知症予防には効果的です。特に強い思い入れのある映画やテレビをお聞きして、鑑賞を終えた後は思い出話に耳を傾けてあげるとなお良いでしょう。 昔の記憶を思い出しながら語ることで脳は活性化されるので、認知症予防には最適です。もし話の辻褄があっていない場合でも責め立てたりせず、「そうだね」と目を見ながら話を聞くように心がけましょう。

(5)季節のレクリエーションは思い出作りに最適

 クリスマスや餅つきといった季節のレクリエーションは、家族や職員との楽しい思い出を作ることができるので、積極的に取り入れるようにしましょう。 記念写真を撮影すると記念になるだけではなく、認知症の防止にもつながるのでオススメです。 下記はある特養施設の季節のレクリエーションを表にしたものです。集団で行うプログラムが多いですが、利用者の体調が良く気温が暖かい日には、施設の近くにある公園に紅葉散策に出かけるなど、個人レクリエーションでも季節感のあるものを取り入れると、楽しんでいただけることが多いでしょう。

ある特養施設の年間レクリエーションスケジュール

ある特養施設の年間レクリエーションスケジュール
1月:新年会 おせちを食べて新年のあいさつ・福笑いやカルタ取りを楽しむ
2月:節分  職員が鬼に変装、利用者は豆を投げて楽しむ
3月:ひな祭り ひな壇の前で記念撮影 ひなあられと甘酒で団らん
4月:花見 桜を見るために外出レクを行う
5月:端午の節句 兜をかぶり記念撮影 柏餅を食べる
5月:母の日 女性にカーネーションのプレゼント
6月:父の日 男性にバラの花のプレゼント
7月:七夕まつり 願いを込めて短冊を書き、七夕飾りを楽しむ
8月:海レク 車椅子でも波打ち際まで行ける海岸へドライブに出かける
9月:秋祭 地域の子供達が神輿を担いで登場。地域の方々と一緒に楽しむ
10月:敬老会 祝い年の利用者へ賞状、粗品の贈呈。家族との会食などを楽しむ
11月:作品展 レク時間にコツコツと作り上げた作品を発表する(工作、絵など)
12月:クリスマス 家族を招いてパーティを楽しむ

(6)終わりに

介護の現場で働いていると「レクリエーション」のプログラムを考えなければいけない場面に遭遇することがあるでしょう。施設利用者の趣味や感情には個人差があるため、どうすれば楽しんでもらえるのかお悩みの方も多いのでは? 今回ご紹介させていただいたアイデアは、「レクリエーション」を通じて、認知症の予防や家族との楽しい思い出を作れるものばかりです。 もしアイデアに困った際は、ご参考にされてみてはいかがでしょうか。

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