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人気なデイサービスはレクが充実!おすすめの盛り上がるレクを紹介

施設サービス
デイサービスで働く職員は日々、さまざまなレクリエーションを企画しています。しかし、毎日考えているとマンネリ化してしまって悩む人も多いのではないでしょうか。ここでは、レクリエーションの例について紹介しています。レクを行う際の注意点や感染対策についても紹介していますので、実施するときの参考にしてください。
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(1)人気なデイサービスの特徴とは

デイサービスを選ぶ際に、高齢者の方やその家族が重視していることの一つとして、レクリエーションをはじめとしたプログラム内容の充実度があります。

施設の集客や差別化をするために、レクリエーションを充実させ、利用者の方に楽しいと感じてもらえるような工夫が必要です。また、利用者さんの状態や介護度に合わせた工夫も大切です。

ここでは、おすすめのレクや盛り上がるレクをいくつか紹介します。利用者さんに楽しんでもらえるレクリエーションを取り入れてみてください。

(2)レクの準備や進行の仕方

事前の準備

参加者への呼びかけ・状態を把握

レクリエーションを行うことになったら、利用者の方にお知らせしましょう。デイサービスでは、毎日利用者が変わるため、早めに呼びかけると良いかもしれません。

参加する方は誰なのかを確認し、身体の状態について確認しておきましょう。転びやすい方や耳が遠い方など、援助が必要な方についてスタッフとも共有しておくことが大切です。

その方の性格や好きなこともチェックしておくと、レクを行う際の話題作りになります。

会場の配置

レクを行う場所を決めましょう。進行役の立ち位置や参加者の座る位置、ほかのスタッフの配置についてについて決めておきます。

話の内容が聞こえるか、ホワイトボードが見えるかなども確認し、安全に行える間隔を取りましょう。

必要な小道具の準備

レクの内容によっては、小道具が必要な場合もあります。数は少し多めに用意しておくと安心です。

小道具に書いてある字が読めないということがありますので、文字の大きさや色は適切かどうかチェックしておきましょう。

当日の進行の仕方

挨拶、自己紹介

まずはスタッフと参加者で挨拶や自己紹介をしましょう。これから一緒にレクをするにあたり、緊張をほぐすことが大切です。利用者同士でコミュニケーションをとってもらう機会にしましょう。

ルール説明

レクの手順やルールを説明します。説明の際は、はっきりゆっくり話すことを意識すると良いでしょう。スタッフの実演を交えたり、途中で区切ってやりながら説明したりするとよりわかりやすくなります。

ゲーム中のサポート

参加者の様子や表情を見ながら進めます。サポートが必要そうな参加者の方には、特に気を付けて適宜声掛けをしましょう。

「○○さん、良いですね!」というような声掛けや、盛り上げる声掛けを積極的に行うことで、楽しい雰囲気づくりにつながります。

ゲームが終了した後に感想を聞いたり、話題に出したりすることでその後のコミュニケーションにもつなげられます。

(3)準備も簡単!ホワイトボードを使ったレク

盛り上がるレクをしたいけれど、準備に時間をかけられないという場合にはホワイトボードのレクがおすすめです。また、適度に距離をとって行うことができるため、感染対策もすることができます。

絵しりとり

用意するもの

  • ホワイトボード(または紙)
  • ペン

ルール

ルールはしりとりと同じです。言葉でしりとりをするのではなく、絵を描いてしりとりをします。最後に参加者で答え合わせをするのも楽しいです。スタッフが絵を描き、利用者さんに当ててもらうというやり方でもよいでしょう。

最後に「ん」がつく絵を描いたり、絵を描けなかったりしたら終了する、もしくは、時間を区切って終了する方法があります。

○○のつく△△ゲーム

用意するもの

  • ホワイトボード(または紙)
  • ペン

ルール

○○の部分には頭文字が入ります。△△の部分には食べ物、動物、国…などの普通名詞が入ります。お題を決めて、それに当てはまるものを出してもらいます。

「あ」がつく「食べ物」

『アイス』『あんこ』『あられ』『アスパラガス』・・・

~個出たらお題を変える、時間で区切ってチーム対抗にするなどやり方を工夫すると、マンネリ化せずに楽しめます。

単語を考えたり思い出したりすることで、脳トレにもなりますね。

(4)認知症予防に!脳トレになるレク

レクリエーションを行う中で頭を使うことで脳トレをし、認知症予防も期待できます。考える、思い出すことで脳が活性化されます。ここでは、楽しみながら脳トレにもなるレクについて紹介します。

名前当てゲーム

用意するもの

  • 有名な場所(観光地など)や歴史上の人物、名産品など参加者全員が知っているようなお題

ルール

お題に関するヒントを出していき、参加者に答えを当ててもらいます。少ないヒントで解けた人から高い得点を付けていき、ポイント制にします。

答えが分かった方に手を挙げてもらい、スタッフが答えを一人づつ聞きに行くかたちにすると、ゲームとして楽しめます。

お題:北海道

ヒント:「時計台があります」「カニがおいしいです」「冬は雪がたくさん降ります」・・・

懐かしの歌あてゲーム

用意するもの

  • 参加者の方が知っている懐かしの歌の音源

ルール

懐かしの歌のイントロを流して、曲を当てるゲームです。曲名だけでなく、歌手の名前を聞いてみるのもよいでしょう。歌を当てることができたらサビの部分を流して、皆で歌ってみると盛り上がるかもしれません。

(5)機能訓練や体力づくりの一環に!体を動かすレク

簡単な体操や運動の延長としてのレクリエーションもあります。適度に体を動かすことで、機能訓練や体力づくりも期待されます。利用者さんの状態に合わせて取り入れてみましょう。

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3919

ボール渡しゲーム

用意するもの

  • ボール(数種類あってもできます)

ルール

最初の方からスタートの合図でボールを送ります。チーム対抗戦にして、速く最後の方までできたチームが勝ち、もしくはタイムが短いチームが勝ちとし、勝敗を決めます。

送るものや送る道具を変えると楽しみ方が広がります。

使う道具:うちわやタオルに変更

送るもの:風船やお手玉に変更

風船バレー

用意するもの

  • 風船(複数)
  • ネットもしくはテープ(仕切りとして使うもの)

ルール

ネットやテープを使って仕切りを作り、それに合わせて横一列に並びます。

自分のコートに風船を落としたら、相手チームに点が入ります。手を使って、パスをしながら風船を落とさないようにしましょう。

スリッパ飛ばし

用意するもの

  • ペットボトル(10本程度)
  • スリッパ

ルール

ペットボトルを何本か並べ、それに向かってスリッパを飛ばすゲームです。得点を決めて競い合うのもよいでしょう。

スリッパは少しの力で飛ばすことができるので、車いすの方でも楽しむことができます。ペットボトルの距離を変えることで難易度を調整できるため、参加者の状態に合わせて工夫してみましょう。

(6)レクリエーションをする際の注意点

デイサービスでレクリエーションをする際に一番大切なことは、「楽しく・安全に」行うことです。そのための注意点をまとめました。

本人の意思を尊重する

デイサービスにはいろいろな方がいらっしゃいます。レクリエーションをする際には、利用者の方に参加の意思を確認しましょう。決して無理強いはせず本人の意思を尊重しましょう。「興味があったら是非参加してくださいね」「見学だけでも良いですよ」という声掛けをして、その場に居やすい雰囲気を作ることも大切です。

参加者への配慮

参加者の中には、お互い初対面の方やコミュニケーションが苦手な方もいます。スタッフから積極的に話題を作り、盛り上げるようにしましょう。

安全第一で

レクリエーションをする際に、安全であることは何よりも大切です。

思わぬところでつまずいたり、バランスを崩したりする可能性があります。参加者同士の距離を十分にとる、椅子から落ちないか常に見守るなどの配慮が必要です。また、参加者の状態とレクの難易度があっているのか考えて実施しましょう。

【感染対策】距離を取りながら楽しむ工夫

現在多くの施設で悩まれているのが、感染対策をしながらどのようにレクリエーションを行うかなのではないでしょうか。

ここでは、レクリエーションを行うにあたって行うべき感染対策をいくつか紹介します。

  • 一人ひとりの座る間隔を取る
  • チームで行う場合は一人ずつの得点を合算する形にして、集団にならないようにする
  • 小道具などは適宜消毒する
  • 参加者をいくつかの少人数グループに分け、異なる部屋でレクを行う

少しの工夫で楽しみながらレクリエーションを実施することができます。感染対策をしながら、充実したプログラムを作りましょう。

(7)盛り上がるレクで利用者の満足度を高めよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/292306

レクリエーションはデイサービスを利用する高齢者にとって、コミュニケーションの促進や脳の活性化のほか、身体機能を向上させたり生活の質を高めるのに役立ちます。

ただし、無理にレクリエーションに参加させたりせず、施設側が楽しんで参加できるように誘ってみることが重要です。また、高齢者は想像以上に身体機能が低下している場合もあるため、それぞれの能力をきちんと見極めて、それぞれに状況に合わせたレクリエーションを行うように心がけましょう。

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