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入居者より遅れてはじまる介護従事者への優先接種|自治体ごとの対応の違いに注意

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高齢者施設の入居者への接種が進みつつあるなか、従事者はまだこれからというところも少なくありません。優先順位のあつかいも自治体によって大きく異なるので、事業者はその確認やスケジュール調整をしていく必要があります。
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市町村によってはまだ日程調整中


出典:https://www.photo-ac.com/

高齢者施設等の従事者のワクチン接種順位は、医療従事者、高齢者に次ぐ3番目となっています。

しかし、自治体によって判断が異なることもあり、同じ介護施設でも、認知症高齢者グループホームや介護付き有料老人ホームなどでは、入居者にくらべ従事者の接種の遅れが目立っています。

記事によると…

 川崎市と横浜市において、社会福祉法人ばなな園(川崎市中原区)と(株)アイ・ディ・エス(同)の2法人で計10カ所のグループホームを運営するバナナ園グループ代表の矢野達郎氏は「横浜市の1カ所の事業所で、6月11日と18日に2グループに分け、1回目の従事者接種が始まったところだ。川崎市の事業所の従事者接種は現在、予約を始めて日程調整中の段階で、市町村によって介護従事者の接種スケジュールなどには違いがある」と語ります(6月8日時点)。
 
 同グループの施設の入居者に関しては、6月初旬に10事業所のうち6事業所で1回目の接種が済み、全ての入居者について6月末から7月上旬までに2回の接種を終えられそうなめどが付いたとのこと。一方、従事者の接種は、横浜市の1事業所で接種が始まったばかりで、入居者の接種からやや遅れてスタートする形になりました。
 
 ただし、横浜市の場合、高齢者と施設等従事者が同時並行で接種を受けることを認めています。「万が一、副反応があった際のことなどを考えて、入居者と従事者の接種は分けた」(矢野氏)という施設側の配慮で、従事者の接種を少し後にずらしました。

なお、従事者用の接種券は事前に接種予定の職員のリストを市に提出し、発行・送付する運びとなっています。その後、施設の近隣にある医療機関に来訪の予約を打診します。

居宅サービス従事者を優先するところも

「高齢者施設等の従事者」には本来、併設の訪問介護や通所介護事業所からサービスを提供する、いわゆる「外付け」型の高齢者住宅の職員もふくまれています。

しかし、一部の自治体ではその職員を対象外としているところもあります。

 また、一般の訪問介護や通所介護などの居宅サービス事業所の従事者については、厚生労働省の自治体向けの説明資料に「市町村の判断により、一定の居宅サービス事業所等および訪問系サービス事業所等の従事者も含まれる」とあります(図2)。ただしこれは、新型コロナの感染拡大の状況などを踏まえた上で、感染した要介護高齢者等が在宅療養などを余儀なくされる際、介護サービスを直接提供する居宅サービス事業所の職員については、自治体の判断に応じて施設等従事者の範囲に含めてよいという、かなり厳し目の条件が付いています。
 
 つまり、居宅サービス事業所の従事者は条件に該当しなければ、原則として(4)それ以外の者、と同様の扱いです。しかし、業界団体による「居宅サービス事業所の従事者も優先接種の対象に含めてほしい」という相次ぐ要望や、ワクチン接種体制の整備が進んできたことなどから、自治体の中には独自判断で居宅サービス事業所の従事者を優先接種の対象に含めるところも出てきました。例えば、福岡市では市内に勤務する訪問系・通所系の事業所等(介護・障害福祉含む)の従事者、保育士、教職員等を市の独自優先接種者として設定。高齢者が接種する時間が終わった後で、市の独自優先接種を実施しています。

介護事業者には、自治体ごとに異なる従事者向けの接種方法を確認し、接種スケジュールや勤務シフトを調整していく対応ももとめられそうです。

(記事URL:「介護従事者のワクチン接種、ようやく本格化」)

Twitterの反応

ネットの意見

家の娘は、特養のデイサービスの部門にいます。
てっきり、早めの接種をしてくれるのかと思っていたら、入所者のお年寄り達は済んでも
職員は個々に、受けてくれと言われたと。
自宅のある市役所に、理由を話して
問い合わせると、まだ年齢が20代のため予定がわからないという事でした。
 
コロナが蔓延し始めてから、今までに
3度ほどもしかして、という事があり
PCR検査を受けました。
同居する家族も、高齢者もおり
その度にドキドキでした。
施設に入所してる方の、感染経路なんてだいたいが、職員が外から持ち込むパターンなんじゃないでしょうか?
今のご時世、面会は禁止
外出だってほとんどないでしょう。
むしろ、職員等周りから先に接種していったほうが安心なのでは?
と思うのですが?
 
まだ、しばらくは娘も神経を擦り減らしながらの勤務が続きそうです。

デイサービスは、コロナ禍で面会お断りの特養や老健より外部との接触が多いと思います。
私の友人は居宅のケアマネをしていて、1回目の接種を終えたばかり。
自治体によって異なるのか分かりませんが、何を基準に後回しにしたのか明確に説明がされていなければ不満も生じて当たり前です。
来月から若者の接種も開始となりますが、まず、医療,福祉現場で働いている全ての方を優先してほしいと思います。

自治体による違いはなくしてほしいです。
幸いにして、私の勤める高齢者施設は、部署関係なく摂取しているところです。
役所に確認したところ、同一敷地内での勤務という事もあり、特にダメと言われませんでした。
施設では、入所の方もデイの方も感染でクラスターを経験しているだけに、高齢者サービスに従事するものとして統一して認めてほしいと切に願います。

デイサービスや訪問看護の方が、感染の可能性は高いでしょう。
入所してれば、基本接触するのは入所者と職員だけだが。
家にいる場合、家族からの感染の可能性も増える。
 
接種したい人には優先してほしいし、接種したくない人には無言の強要はしないでほしい。

まとめ

介護従事者はそのサービス形態にかかわらず、つねに利用者へと感染させるリスクがつきまとっています。

特に、高齢者施設ではクラスター発生率が多く、また重症化リスクも高くなっています。それを考えれば、本来は医療従事者と同等にワクチンの優先接種を進めていくべきだったのではないでしょうか。

現在では接種の加速が進み、ワクチンの予約にも空きが出る状況となっています。行政にはより柔軟に、これまでの方針にこだわりつづけることなく、より必要とする人への振り分けを行っていくようお願いいしたいです。

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