介護に関わるすべての人を応援します

ワクチン接種の繰り上げに自治体が苦慮|案内が行き届かない高齢者も

最新情報
高齢者向けの新型コロナワクチン接種を7月末までの完了と早められたことで、各自治体では前倒し作業に追われています。電話などで周知・調整を進めているものの、案内に気づかない高齢者が出てくるおそれもありそうです。
公開日
更新日

該当者には電話や手紙で案内

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/35319

政府が高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種を7月末までの完了と早めたことで、各自治体では前倒し作業に追われています。

奈良県橿原市でも当初は7月末の完了は無理な状況にありましたが、研修医の派遣や集団接種の会場の増設などでめどが立ちました。

記事によると…

ここで浮上したのが繰り上げ作業だった。同市ではすでに約1万7千人が8月以降の日程で接種を予約していた。「早い時期に接種できるということになったので、市民には早めに打っていただけたら」(加護室長)。市は該当者に順次電話したり手紙を送ったりして、新しい接種日を案内する作業を急ぐ。
  
ただ、市民に情報は行きわたっておらず、70代の父親の接種が9月に予定されていた女性(46)=大阪市鶴見区=は6月初旬に取材を受けて初めて前倒し作業を知った。女性は安堵(あんど)するとともに、「実際に両親のもとに案内が届くまでは心配だ」ともこぼした。

これまで度々前倒しとなってきたスケジュールに、自治体の苦慮する様子がうかがえます。

予約者全員に電話をかける自治体も

ワクチンの供給は安定しているため、仮に前倒しがうまくいかなかったとしても、接種できなくなるようなケースはないといいます。しかし、その分ワクチンが無駄になる可能性はあり、自治体は対応を急いでいます。

岡山県笠岡市ではコールセンターを設けて繰り上げ希望を受け付ける方法を取ったが、一時電話が殺到。9日夕までに約900人分の対応を終えた。同市担当者は「連絡のなかった人には、市から連絡したい」。秋田県羽後(うご)町は6月7日以降の予約者約4千人全員に職員5人が手分けして電話をかけ、繰り上げの手続きを進めている。町健康福祉課の担当者は「手間も時間もかかるが、これしか方法がない」と話す。

ある担当者は、個人的な事情で前倒しできない場合もあり、8月以降にずれ込む人が出ることは避けられないと述べています。

(記事URL:「ワクチン接種『7月末完了』自治体の課題は繰り上げ作業」)

Twitterの反応

ネットの意見

自治体にもよるが、高齢者の優先接種は1回目が終わっているところが多い。ここまで来ても、ワクチン接種を留保している高齢者も多い。接種希望者は若年層で多くいる。いつまでも、高齢者の接種完了を待つ必要は無い。わが町でも既に、町医者、診療所での予約もがら空きだが、一向に、高齢者以外の受付は、されない。自治体も柔軟に考えてほしい。

ここまで無理して早め早めにする事がいい事なのか?
 
もっと計画的に無理なく進めた方が良いのでは?
7月末までって目標設定も、現実的ではないから現場に無理な負担がかかっているんでしょう。
そこから見直して現場も医療従事者も自治体も無理なく進められる体制にした方が良いと思うんだが。
 
関係者に負担を負わせて疲弊させるやり方はおかしいと思う。
 
何故、7月末じゃないとダメなの?
無茶な目標なら8月末や9月末にしたらいいのに。

行政だけでなく、高齢者の協力も必要な課題。すんなりクリアできるのか

ワクチン接種のスピード感は非常に高まってきているので素晴らしいなと思います。
楽観視はできませんが、目標通りにすすめば来年は外出や外食のハードルが下がるのかなと期待しています。
 
ワクチン接種が頭打ちにならない対策をどのように取るのか。
ワクチン接種した人がどの程度になればどのようなことができるようになるか。
このようなことを教えて欲しい。
もちろん状況は変わっていくので、現時点の検討段階の話で良い。
知ることで国民の意識も変わると思う。

まとめ

これまで供給不足が問題とされてきたワクチン接種ですが、その焦点が配分方法へと移ってきたようです。

不安や様子見などで接種をためらっている高齢者も多く、潜在的な希望者はまだまだ数が多いと考えられます。その掘り起こし作業にも、今後は力を入れていく必要があるかもしれません。

また一方で、ワクチンを効率的に使用するよう、高齢者への先行接種にこだわりすぎず、ほかの年代層の希望者へも前倒しで進めていくのがよいのではないでしょうか。集団免疫の考え方では、それでもハイリスク群の人たちへのメリットは大きいはずです。

この記事が気に入ったら
いいねしよう!