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居宅介護支援でのICT活用進まず|事業所間では8割前後が紙でやり取り

最新情報
昨年度の調査から、居宅介護支援でのICT活用が十分に進んでいないことがあきらかになりました。事業所間のやり取りでは、8割前後が紙の文書によって行われています。その背景には、法人や他事業所がITC化に積極的に取り組んでいない現状があります。
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ICTによるやり取りは10%未満

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1675591

厚労省のレポートによって、居宅介護支援ではICTの活用が十分に進んでいないことがあきらかになりました。

調査は昨年度に実施されたもので、全国2,000の事業所を対象としています。

記事によると…

それによると、他の介護サービス事業所と文書をやり取りする具体的な方法では、「手渡し(88.3%)」「FAX(82.9%)」「郵送(78.1%)」の多さが際立つ。「連携ツール・ネットワーク」は9.0%、「クラウドサービス」は4.4%に留まっていた。
 
コロナ禍を踏まえたサービス担当者会議の開催方法では、「通常の訪問・対面」が74.7%で最多。それ以外の開催方法をツールごとにみると、「電話」が78.1%で最も選ばれていた。「テレビ会議」は2.6%のみ。「その他」が42.1%となっているが、これはFAXや郵送など紙ベースの情報共有が大半を占めるという。

今年度の介護報酬改定では、現場におけるICT導入支援が大きな柱のひとつとなっていました。

ICT化に消極的な法人が多い

その理由については、以下のような回答となっています。

ICTを活用していない理由を尋ねたところ、最も多かったのは63.5%の「法人がICT化に取り組んでいないため」。以下、「他の介護サービス事業所がICTに対応していないため」が48.0%、「セキュリティに不安があるため」が40.3%、「十分なコミュニケーションができないため」が31.5%と続く。
 
また、「ICTの導入・維持にはコストがかかる」「ICTの知識がない」などの答えも少なくなかった。

サービス担当者会議のICT導入にも半数近くが積極的とはいえず、その理由として「参加者とのコミュニケーションが困難」(72.4%)、「利用者・家族の理解を得ることが困難」(56.9%)などがあがっています。

(記事URL:「居宅介護支援、進まぬICT活用 未だ書類手渡しやFAXがほとんど」)

Twitterの反応

ネット
HAM送信できるのに
ファクス下さいという
訪問看護
・・・

最近少しずつ
メールを増やしてます

役所の電子申請も
マイナンバーで一元化
して下さい

提供票
実績も
ネットで繋げば可能です#介護#ケアマネ https://t.co/r7ltEWBTm5

— あくび 居場所作り (@akubichandobin) May 25, 2021

だって事業所さんがメアド教えてくれないんだもん。あっても「あまりチェックしないので…」とか「会社の方針で」「セキュリティが…」とか言われるんだもん。
何十年前のPC使ってるのか…
未だに98シリーズとかか?www https://t.co/l4AZE4XIjO

— イキテ ヨシコ←クズデ ダメコ(@YaskomS) May 25, 2021

ケアマネ側の問題もあるけど、サービス事業所側もICT化が進んでいないからねぇ。メールすら活用してない事業所がほとんど。加算じゃなく、現金もしくは現物で支給しないと導入難しいでしょ。 https://t.co/z4kqtkkl1M

— 転職 ケアマネ (@zoom28409fc) May 25, 2021

複数の事業所で一体的に取り組まないとなかなか進みませんよね。
自分の事業所が対応していても、周りの事業所が対応してなければ使えないのがツライところ。https://t.co/BRoCgbXalT

— リハオンデマンド中の人(生活期PT)(@rehaondemand) May 26, 2021

一箇所だけ頑張っても意味ないしねえ、みんなでやらないことには。しかしみんなでやるための、活用するための知識があるかと言うとないので難しいでしょうね。社内でできる範囲はやってる、くらいですうちも。

— バーニング(@burningsan) May 25, 2021

ネットの意見

AIも大切ですが、機械導入も大切に思います。
昔働いてた介護施設では、機械の導入に積極的でしたが、別の施設では環境がまったく違います。
 
簡単なものだと、食洗機、乾燥機、タブレットやパソコンで書類作成。
いまだに手書き書類、手洗いというのは、負担しかないでしょう。手書きがいけない、手洗いがいけないの意味ではなく、導入して職員が楽になるのは取り入れましょう。一番時間を割くべきところは、書類作成、洗い物でなく、利用者との時間だと思ってます。
 
それができるようなAI、テクノロジーの導入は大賛成です。あとはお金の問題になるんでしょうが、そこはアイデアがいるのかもしれませんね。。。

技術が向上することは素晴らしいが、介護現場の職員が使いこなせるのかが疑問点に上がる。介護現場のITリテラシーはお世辞にも高いとは言えない。そこも同時に改善していく必要が今後はあると思う。

コロナ禍、介護の法人内でSlack使用してとても重宝しています 感染予防の認識もこれで徹底していますし、私は動画を投稿し教育に活かしています。ITに対してのアレルギーが出やすいこの業界Slackである意味リハビリになっています(笑)

まとめ

介護現場にICTを導入するには、やり取りする相手にもその環境が整っていることが前提となります。今回の調査では、個人や法人がそれぞれ単体で努力したとても、なかなかうまく進まない現状があきらかになったといえます。

すみやかなICT化には、やはり国や自治体をあげての一体的な取り組みが欠かせません。介護報酬改定によるLIFE活用の推進なども、その一環といえるでしょう。調査はあくまで昨年度の段階のものなので、今年以降どのような変化がもたらされるかを注意深く見守っていく必要がありそうです。

厚労省では、介護現場におけるICTの利用促進としてさまざな取り組みも行なっています。自治体によっては独自の支援策を用意しているところもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

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