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無資格の介護職員に「認知症介護基礎研修」を義務づけ|あらたに採用した職員には1年間の猶予も

最新情報
今年度から、無資格の介護職員はすべて「認知症介護基礎研修」を受けることが義務づけられます。ただし、2023年度までは努力義務とし、その後も新人には1年間の猶予がもうけられます。カリキュラムは6時間で、eラーニング対応となっています。
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2023年度までは努力義務

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2382786

今年度の介護報酬改定を機に、無資格の介護職員はすべて「認知症介護基礎研修」を受けることが義務づけられます。

ただし、2023年度までは経過措置として努力義務にとどめられ、新人に対しても猶予期間がもうけられます。

記事によると…

新たに採用した無資格の介護職員を対象とした特例も設ける。採用後1年間に限って義務付けを猶予し、その間に研修を受けてもらえば問題ないとした。こうした具体的な規定は、各サービスの新たな運営基準の解釈通知に書き込んでいる。
 
解釈通知:抜粋
新規採用、中途採用を問わず、事業所が新たに採用した職員に対する義務付けの適用については、採用後1年間の猶予期間を設けることとし、採用後1年を経過するまでに研修を受講させることとする(この場合も2024年3月31日までは努力義務で差し支えない)。

2019年度の介護労働安定センターの調査によると、何も資格を持たない介護職員は全体のおよそ6%だといいます。

今回の見直しは、介護サービスを担うすべての人たちに認知症ケアの基本を身につけてもらい、サービスの質を底上げすることをねらいとしています。

6時間のカリキュラムでeラーニング対応

研修の内容は、以下のとおりです。

認知症介護基礎研修のカリキュラムはeラーニング対応で6時間。認知症の人の理解、対応の基本、ケアの留意点などを学ぶ内容となっている。

介護報酬改定のQ&Aによると、「認知症サポーター養成講座」の修了者でも、無資格であれば研修を受ける必要があります。

ほかにも、養成校の卒業生や外国人の取りあつかいなどについても説明されているので、該当する人や事業所はよく確認しておきましょう。

(記事URL:「無資格の介護職への研修義務化、新人は1年間だけ猶予 厚労省通知」)

Twitterの反応

利用者本位なら当然。障がい施設にも広げるのかなぁ。 https://t.co/1SHOW8I70s

— 日々晴天なり (@It39lQCEsA41Kan) March 31, 2021

事業所に丸投げするんじゃなくて、就業要件にしちゃって欲しいです。

— ファーミー (@kamison3158) March 31, 2021

わるいけど、認知症基礎研修なんて義務化してもさ……義務化するなら内容もっと濃く、現実に沿ったものにせんと役に立つどころか現実見て戸惑うよ。
何の思惑があんだろ……
https://t.co/yjwLb0slnF

— はたのあきと (@o02voa4wqhWgU5a) March 31, 2021

厚生労働省は、無資格の介護職員への「認知症介護基礎研修」を義務化。2023年度までは努力義務の経過措置とするそうだ。

自己研鑽や質の向上は大事。
ですが、また“負担増”。
研修に行った分の欠員を補うのは“残った職員”。
人手不足なんですから、何でそれを考えないのですか? https://t.co/2rAtrLFbf2

— 覇勢川 (@henri_hasegawa) March 31, 2021

益々、介護の人手不足が増えそう。
資格も良いですが、給料が激安の状況を改善しないと。
処遇改善も施設を挟むと、ボーナスとかにあてられるし

無資格の介護職への研修義務化、新人は1年間だけ猶予 厚労省通知 | articles | 介護のニュースサイトJoint https://t.co/VAgygy9wo2

— 政宗 (@osPx3kc3lK6DCBV) March 31, 2021

また、研修か?
資格ビジネスの為に制度が変わる様に感じる。 https://t.co/TbK2mawXsc

— 閂(カンヌキ) (@egaodekannuki) March 31, 2021

まとめ

社会の高齢化にともない、要介護者が増加していくことは避けようのない事実です。そのような中、介護サービスの底上げを図ることはとても重要だといえるでしょう。

しかし、すべての無資格の職員に研修を義務づけることは、現場にとって負担となることもまた事実です。深刻化する人手不足が解消されないままの現状では、かえって逆効果ともなりかねません。

今回の見直しについて、そのような課題とのバランスもしっかり図られているのかどうか、やや気がかりな部分も残ります。

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