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厚労省がサ高住の「囲い込み」を監視強化|過剰なサービスをおさえ財政悪化をふせぐ

最新情報
厚生労働省が、サ高住の入居者に過剰なサービスを提供し利益を得る「囲い込み」の監視強化に乗り出します。介護給付適正化システムを改修し、問題のある介護計画からケアマネ事業所を特定できるようにする予定です。これにより、不必要なサービスを減らし、介護保険の財政悪化をふせぐねらいです。
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自社サービスに通わせ過度な利益を得る手法

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2760634

厚生労働省が、見守り付き高齢者向け住宅の入居者に過剰な介護サービスを提供する「囲い込み」を見つけ出す仕組みを導入します。

記事によると…

 厚労省が監視を強化するのは、高齢者住まい法に基づき設置され、全国で約26万人の高齢者らが暮らす民間の賃貸住宅「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」。安い家賃で集めた入居者を、サ高住に併設する自社のデイサービスに毎日通わせるなど、介護報酬で利益を過度に得る事業者の存在が指摘されている。

これにより不必要な介護を減らし、介護保険制度の財政悪化を防ぐねらいです。

問題ある介護計画からケアマネ事業所を特定

囲い込みを行う事業者は、ケアマネジャーの事業所も設立し、上限額までサービスを使わせる計画を作成させるといいます。

 厚労省は囲い込みの発見に向け、要介護者が利用した事業所やサービスの種類、回数などの情報を網羅した介護給付適正化システムを改修する。「毎月の限度額の9割以上を使っている」などの条件で、問題のある介護計画を抽出し、囲い込みに協力するケアマネ事業所を特定できるようにする。

問題のある事業所には、各自治体が介護保険法にもとづき監査や報酬の返還命令などを行います。

(記事URL:「【独自】高齢者住宅の『囲い込み』、厚労省が監視強化へ…『過剰』介護防ぐ」)

Twitterの反応

【独自】高齢者住宅の「囲い込み」、厚労省が監視強化へ…「過剰」介護防ぐhttps://t.co/dLkMcaFnB6

囲い込みが全て悪いわけでもないが
そもそも介護報酬が少なすぎることも問題なんだよな
記者もなんか視点がずれてるのが多いわ

— 瑞鳳殿 (@Righteousness03) March 29, 2021

そもそもが自社で併設してるしてるデイや、福祉機器、訪問介護の無駄とも言えるサービスは以前からあった。ケアマネは所詮自社のサービスばかりプランにいれる。本来なら他社を使うと法にあるのに!

高齢者住宅の「囲い込み」、厚労省が監視強化へ…「過剰」介護防ぐ
https://t.co/ke7oqnQuXa

— なるみん (@narumin500) March 29, 2021

サ高住に居たけど逆に点数足りない人が多かったけど。
この辺のさじ加減は難しいね。

【独自】高齢者住宅の「囲い込み」、厚労省が監視強化へ…「過剰」介護防ぐ(読売新聞オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/qwBJHOp3iS

— ゆいまーる介護 (@2022rararan) March 29, 2021

規制の結果生じた歪みを新たな規制でもって解決を図るといういつものやつ。

【独自】高齢者住宅の「囲い込み」、厚労省が監視強化へ…「過剰」介護防ぐ(読売新聞オンライン)#Yahooニュース https://t.co/pXdZht5J7J

— デスメタル神父 (@taka_ysn) March 29, 2021

ネットの意見

記事には「サービス付き高齢者向け住宅」に対する監視強化と示されていますが、実際には「住宅型有料老人ホーム」も同様の体制となります。
もちろん良心的・良質な事業者も多いのですが、この2つの高齢者向け住まいでは、各入居者にとってさほど必要性のないサービスの利用を、同一事業者が経営するケアマネ事業所・介護サービス事業者から強いられるケースが目立つなど、脱法的な運営をしているケースが目立ちます。
つまり、個別の高齢者に必要とされる介護サービスの査定が恣意的に行われ、サービスの選択に関する高齢者の同意などを蔑ろにした対応が行われていることになり、社会保険制度の運用として大変に大きな問題です。
その対策として「監視を強化」するものですが、その監視・点検を実際に担うのは市町村です。したがって、この実効性については、各市町村の体制と能力によって大きな差が出ることは間違いないでしょう。

今の働き手で、何人の高齢者を下支えしてるのか?このままだと、子供達の世代ならもっと大変になる。高齢者の医療費がいかに無駄なのかは、コロナの病院控えで分かっただろう。
囲い込みするという事は、本人自らからの気持ちで行動する事も囲い込んで制限している。

超高齢者社会で年金制度が破綻する前に法改正しつ、もっと長く働ける様にし、保険割合・割合年金額・事業者への助成金額などの抜本的な見直しが必要だ。

家では生活が難しい
が、まだ介護度は軽くて特養入所はできない
が、家族は何らかの理由があり介護ができない
が、お金がなくて高い有料老人ホームにも入れない
が、一人で家で生活はできない

となると選択肢として出てくるのはサ高住ですね

色々な「できない」が集まって今の形になっている

親身になってよく見てくれるサ高住がほとんどですよ

囲い込みで明らかにおかしい所にピンポイントで
指導に入ればいいのに、全体をルールで締め付けるから
結局良心的なホームも大変になり、
ブラックなホームは書類だけ整理してそのままになっている

監視を強化という方法が間違っている

「サービス付き高齢者向け住宅」は基本的には"住居サービス"です。

住居を提供した人に、高く他のサービスを独占的に売りつけていく商売は、"生活保護"でも見られますね。「貧困ビジネス・貧困者搾取」なのです。

"サ高住"が補助金で乱立して、経営が苦しいところもありますから、「過剰サービス・高齢者搾取」は監視すべきでしょうね。

まとめ

囲い込みによる過剰なサービス提供は、介護保険の財政悪化だけではなく、利用者の自己負担増にもつながります。その点からも、不正を追求していくことは重要な課題といえるでしょう。

ただし、規制の強化は現場や利用者の不便にもつながることが多くなります。また、財政面だけを考えれば、サービスはできるだけカットしていくことがのぞましい、という結論にもなるでしょう。

そうした状況におちいることなく、介護サービス本来の意義をしっかり守って、バランスのよい改革を進めていくことが期待されます。

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