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日本病院会が感染症対応の医師育成・研修を提言|緊急時にも柔軟に対応できる医療体制の確立を

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日本病院会の理事会で、感染症に対応できる医師の育成・研修をもとめる意見が出ました。ほかにも、感染症指定医療機関について、患者の隔離よりも重症者の診断を重視するべきとの意見も出ています。新型コロナの教訓を活かし、緊急時にも柔軟に対応できる医療体制の確立がもとめられます。
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感染症を総合的に診療できる医師が必要

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2461617/

日本病院会の理事会で、感染症対応の医師の教育体制について、医療計画へ明記をもとめる意見が出ました。

記事によると…

 理事会で、意見が集中したのは医療計画への記載事項について。新型コロナウイルス感染症への対応では、病床を確保しても対応に当たるスタッフが足らずに苦慮する病院が多かったことから、感染症に対応できる医師などのスタッフへの平常時からの育成・研修体制の確立が課題として共有されたという。

 新型コロナウイルス感染拡大期の課題として、救急や呼吸器科、感染症科などに負担が集中する一方で、診療科には「全く協力しない科」の存在についても指摘があったことから、「専門科を持っているにしても、感染症について総合的に診療できる医師を育てていくことが極めて大事」との見方も示した。

ほかにも、保健所のあり方や、介護施設などでクラスターが発生したさいの入所者のあつかいに関するルールなどの記載をもとめる意見もあったとのことです。

隔離よりも重症の診断を重視すべき

指定医療機関についても、以下のような問題が提起されました。

 また、相澤会長は感染症指定医療機関の在り方についても問題提起があったとした。「どちらかというと重症の方は診れないような、隔離を目的とした施設がこれまで指定されてきた」ことから、新型コロナウイルス感染症の患者についても、人工呼吸器やECMOの使用が必要な状態の患者への対応が必ずしもできていなかったという。そうした状況を踏まえ、「重症の人を診れる病院を感染症指定病院に指定をしていくことが重要」との意見が出た。

医療体制についてふみこんだ意見が、どこまで反映されていくかが注目されます。

(記事URL:「医療計画上の記載事項に平時からの感染症研修を - 日本病院会・理事会」)

Twitterの反応

ミヤネ屋見てて…医療面で言うならば、医師免許があれば感染症を診れる訳ではありません。
専門医育成には医学部6年+研修6年の計12年かかるので急には是正出来ません。(内科で見れるとしたら、呼吸器内科かもねぇ )
うーん次の感染症パンデミックに備えて対処すべきかな。

— ちー℗ ☕️    (@ando1600) November 26, 2020

思うんだけど医師会が今になって物申すくらいなら、宣言解除してから、この先またぶり返す可能性があることくらいは予測できていたはずで、病床確保と地域医療の連携と症状ごとのトリアージの再認識とアナウンス、感染症専門医でなくても対応できる研修、そういうのなんでしてなかったの?

— juri (@hypocrisy_108) November 20, 2020

感染症への対応を訓練する機関を国は早急に作るべき。そこで研修を受けた人を医療従事者のサポートができるように法改正して医療体制の拡充を図ったほうがいい。通常の手順で医師や看護師を補充し続けることはコロナ禍では無理がある。業務内容を限定してサポートする人を増やせば雇用創出にもなる

— 謝名利山 (@oldisland1211) November 13, 2020

アフターコロナでは感染症分野の今まで通りの軽視はできなくなってくるだろう
そもそも感染症分野の人材育成が日本では充実していない
だからこそ東北大学はこれから評価が変わってくると思われます

— 野良犬 (@no_life_inu) November 25, 2020

指定医療機関っていうても、専用の感染症病床空いてたら受け入れるよ
って言う訳であって、コロナ専用って訳じゃないんだよね…
入院せなあかんのはコロナの患者だけじゃないし、呼吸器もエクモもコロナだけのためじゃない

— 凩@趣味垢 (@kr18_ura) November 30, 2020

重要なのは2つ
 ①感染拡大を抑える
 ②医療キャパを増やす
やむをえず①が動き出す。飲食店等は、またも受難。
②は、やらんのか? 繰り返される崩壊するぞの脅し?
(指定感染症外しで解決するとは思えない。)
コロナ対応の医療機関・従事者には感謝しかないが、そこだけが頑張ってもなぁ。

— ドンキー(donkey) (@donkey13992730) November 28, 2020

まとめ

新型コロナの重症者増加にともない、全国各地でふたたび医療体制の逼迫がうったえられるようになっています。

しかし、一方では病床に空きが多く、それが収入源につながっているという一般の医療機関の声も少なくありません。こうした事情をふまえると、現状では医療資源があまりうまく有効活用できず、アンバランスな状況になっていることが否めません。

特に、新型コロナでは重症患者への対応が大きなカギをにぎることが分かってきています。今後のことを見すえても、医師や病院のあり方に柔軟性をもたせるべきという日本病院会の提言が、しっかり活かされるような体制づくりをしてほしいところです。

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