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札幌市が要介護感染者の入院先調整システムを整備|4月の介護老人保健施設での対応遅れを教訓に

最新情報
札幌市が、介護の必要な新型コロナ感染者の入院先を調整するシステムを整備しました。複数の病院がシステムに情報を共有することで、おたがいの受け入れ態勢をつねに把握できるようになります。市では4月に、介護老人保健施設で入院できないまま12人が亡くなった事件が起こりました。この事件をクラスター対策の教訓にしたいとしています。
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市内15の病院で病床の状況を共有

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/393251

札幌市は、介護施設での新型コロナ集団感染にそなえ、要介護の高齢者を受け入れ可能な入院先の把握システムを整備しました。

記事によると…

システムには市内の15の病院が参加し、それぞれの病院で介護を必要とする感染者を、何人、受け入れられるかが、毎日、朝と夕方に更新され、どの病院で受け入れが可能かが、すぐに把握できます。

従来は電話で直接交渉を行っていたため、その場で断られるケースも少なくなかったといいます。

4月には、介護老人保健施設で入院先が確保できないまま12人の死亡者を出しており、多くの批判も集めました。

市が受け入れ態勢を把握して入院先を調整

このシステムは、各病院から全体の状況をたしかめることもできるので、より積極的な受け入れにつながる可能性も期待されています。

具体的には、感染が拡大する前から、介護を必要とする感染者をどの病院が、何人、受け入れられるのか、入院の調整にあたる札幌市が常に把握できるようにした上で、システムに参加する病院にも、ほかの病院の受け入れ態勢を把握できるようにし、集団感染で1度に多くの感染者が出たとき、入院先の確保に向けた病院どうしの連携を促そうとしています。

病床を用意するには時間もかかるため、あらかじめその日の受け入れ人数を把握しておくことで、よりスムーズに入院調整できるようになると開発者は語っています。

(記事URL:「介護施設感染者の入院調整を強化」)

Twitterの反応

札幌医科大学が、北海道庁・札幌市と連携し、株式会社DBPowers のボランティア協力のもと FileMaker で構築したシステムによりコロナ感染者の受入れ調整を効率化している取り組みがNHKニュースで紹介されました。
詳しくは、Claris のブログでもご紹介しています。https://t.co/jc1saEOr8H https://t.co/psemyKc6fk

— Clarisジャパン (@Claris_Japan_) September 16, 2020

こんばんは。札幌の件は本当に痛ましかったですね( ; _ ; )。速やかな分散入院の対応が必要なのは、どこの施設で同じことが起きても当てはまります。色々課題もあるかも知れませんが、良いシステムが構築されることを願ってやみません。

— 吹島朱音 (@fukkyakanwa) September 16, 2020

介護が必要なコロナ感染者 新システムで入院の迅速化へ 札幌 | NHKニュース https://t.co/zgFw7YoTQt #ニュースきょう一日 #nhk_news
コロナ感染の要介護者をどう対応していくか、悩みどころだけど、札幌みたいにシステムの整備によって、素早い受け入れが出来そうだ

— 情報発信!くもにぃ634たわーず  (@kumo634tower) September 16, 2020

札幌の老健で新型コロナの集団感染が発生し入所者12人が死亡した件を教訓に、市は“迅速な入院につなげる”対応システムを整備したという。

当時、大混乱の中でも踏ん張っていた施設なので、このシステムを全国の介護施設に広めて共有して欲しいですね。 https://t.co/yyr61Ny9M3

— 覇勢川 (@henri_hasegawa) September 15, 2020

元気な高齢者の方々も少なくないけど、重症化すると免疫力が弱く止めようがない。コロナ感性じゃ薬もないし。介護員も体力を維持すべく休んで、あとは病院の対応ですね。第三波の前に。おやすみなさい 

— まこわら (@Makowara2) September 16, 2020

ネットの意見

高齢者施設は、持病を持っている人も多いし怖い。
無理なことを言うが、高齢者施設のクラスターを防がないと。

札幌市は、一貫して重篤患者の病床には余裕があると公表していた。施設で「みとる」事を覚悟するように施設に伝えた経緯もあり、札幌市が命の選別をした可能性が強い。

政令指定都市札幌市の保健所から言われた言葉…
正直言って「本音」だったと思う
あの当時、東京と並び発症者が急増していた札幌市
道職員や市職員での対応もパニック状態だと…
たしかに無責任な言葉であるが
極限の中での対応に非難はしずらいものがあります

介護施設の皆さん、大変ですが頑張ってください!
クラスターなんて言葉に負けないで!

まとめ

介護施設での感染拡大は非常にリスクが高く、感染者が出た場合には、いち早く入院させることが被害を最小限におさえるための最大のポイントとなります。

その点をふまえ、また4月の反省を活かして整備されたシステムは、とてもよく考えられているように思われます。特に、市側が一方的に管理するだけではなく、病院側からも全体を把握できるようになっていることには、連携を取るうえでも大きなメリットがありそうです。

新型コロナ対策にかぎらず、以前からあった救急車のたらい回しなどの問題解消にもつながるこころみなので、ぜひ全国的にも広めていってほしいところです。

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