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日高高校が全学年収容の講義棟を新設|教育内容の充実でより質の高い人材養成へ

ニュース
介護福祉士の養成課程がある兵庫県の日高高校で、あたらしく大規模な講義棟の建設が予定されています。全学年を一度に収容することで、より充実した教育環境を作っていくことがねらいです。人手不足が深刻な介護業界で、より質の高い人材が供給されていくことが期待されます。
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全学年が一斉に講義を受けられる環境に

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1471377

兵庫県の日高高校で、大規模な講義棟の新設が2021年度からはじまります。

同校には介護福祉士の養成課程があり、その教育環境をさらに改善していくことを目的としています。

記事によると…

同校の生徒は、講師に招いた現役の医師や看護師、介護福祉士らから医療・福祉の知識と技術を学び、国家試験に備えている。しかし、県教委によると、学年ごとに教室で開くことが多いため、同じ講師に何度も来てもらうケースもあり、負担になっていたという。

 そこで、全学年を収容できる講義棟(鉄筋コンクリート造、広さ約850平方メートル)を計画した。同市出身の実業家、三木瀧蔵氏が創設した奨学財団の助成を受け、総事業費3億円を投じる。後ろの席から前が見下ろせるよう傾斜をつけたり、プロジェクターを配置したりするなど、講義内容を深く理解できるよう配慮している。

環境をととのえることで、より高度な教育内容が実現できそうです。

研究室を併設して研究者をまねくことも検討

講義棟のほかにも、専門的な研究室の設置が考えられています。

 さらに、注射などの医療行為や高齢者介助の動きを学べる小研修室の併設も検討。県教委高校教育課は「国際的に活躍する研究者を招くことも可能だ」としている。

こうした取り組みで、現場により質の高い人材提供が行われていくことが期待されます。

(記事URL:「医療・介護系養成の日高高校 大規模講義棟を新設へ」)

Twitterの反応

介護福祉士で仕事してる人すごい尊敬するんだよなぁ。
コミュニケーション能力高いし、利用者様の身体楽々に起こすし、行ってた高校が介護学科あったけど、映像や実際に介護してるところ見ると、すげぇなって思える。

— 駄女神アマテミス (@Amatemis) August 2, 2020

介護福祉士を目指そうとする生徒が高等学校でその資格を取得して社会で活躍して行けるように支援すべきです。

それ故に、介護福祉士の養成教育の主流は、養成施設たる専門学校や大学・短大ではなく、養成学校たる高等学校福祉科にシフトして行くべきです。

たとえ1校5名でも100校あれば500名です。

— 齋藤代彦 (@SaitoShirohiko) June 12, 2020

例えば国策に基づいて介護福祉士を5万人ずつ養成する計画があって、公費で運営されてたら、介護職員が不足するなんてありえなかったろうね。 https://t.co/XqtbYd4GqH

— G4M2@1978年式のオッサン (@eu14mt1800ff) August 21, 2020

ネットの意見

国の介護人材確保の方向性は2つ。
一つは裾野を広げて外国人介護職の方々、アクティブシニア、主婦層から最近は空き時間を活用して介護の周辺業務の手伝いをする学生や社会人までを取り込むこと。
もう一つはそのように学歴も人種も生活背景も異なる多様な人材をまとめて質を担保する、いわばエリート人材の育成確保。
前者に比べて後者は圧倒的に確保が遅れている。本来であれば介護福祉士養成校がその役割を担うはずで、さらに看護のように大学、専門学校など養成校ごとにその機能分化を図らなければならないところ。
しかし、実際は養成校は定員割れで経営の危機にあたり、入学のハードルを下げざるを得ない実情。。
中核的なリーダー人材が足りないまま新任者が増えていくのが実情。中核人材の確保ができている法人ごとに差が出てくることが予想される。

まとめ

近年、介護業界の人手不足はますます深刻なものとなり、介護福祉士養成校などでは定員割れや閉鎖となってしまう学校も少なくありません。

このような状況下では、ただ人数を増やすだけではなく、一人ひとりの介護の質を高めていくこともとても重要となってきます。特に、専門性の高いリーダーが各現場に一人ずつ配置されていけば、その作業効率なども格段に高まっていくでしょう。

そうした未来を見すえた投資として、日高高校のような取り組みが今後も広まっていくことがのぞまれます。

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