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全国介護事業者連盟がケアプランAI導入の加算を要請|事務的な作業の効率化でより充実したケアを

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民間事業者で組織する全国介護事業者連盟が、ケアプランAI導入に対する介護報酬の加算を厚生労働省に要請しました。そのねらいは、AI活用による効率化で生産性を向上させることにあります。ほかにもペーパーワークの大幅削減など、現場の意見を取り入れた提案を行っています。
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AI導入に合わせケアマネの担当人数増加も


出典:https://www.pakutaso.com/

厚生労働省の社会保障審議会で、介護報酬改定について事業者団体の全国介護事業者連盟からヒアリングが行われました。

そのなかで、ケアプラン作成支援AIの活用が提言されています。

記事によると…

ケアプランAIを使うインセンティブとなる加算の新設を要請。ケアプランAIの導入とセットで、1人のケアマネジャーが担当できる利用者の人数を増やしたり、特定事業所集中減算の適用要件(*)を見直したりすることも提案した。
 
* 特定事業所集中減算
介護サービスが特定の事業者に不当に偏ることを防ぐための仕組み。ケアマネ事業所で作られたケアプランに位置付けられた訪問介護、通所介護などのうち、特定の事業所によって提供されたものの占める割合が80%以上になると減算。▲200単位/月。

介事連の理事長は、生産性向上のためにAI導入は欠かせないと述べています。

ペーパーワークの大幅な削減も要求

ほかにも、以下のような事務作業の効率化がもとめられました。

介事連はこのほか、ペーパーワークの大幅な削減を遅滞なく実行すべきだと改めて強調。昨年10月から導入された介護職員の「特定処遇改善加算」について、書類の簡素化やローカルルールの廃止などが必要とも指摘した。

現場の意見をくんだ提案が、どこまで取り入れられるかが注目されます。

(記事URL:「ケアプランAI活用加算の新設を提言 介護事業者連盟 ケアマネの担当人数増も」)

Twitterの反応

▼続いてのニュースです 

AI化が進んできましたね。
ケアプラン作成をするんではなくて、アシストするサブスクのクラウドサービスみたいですね。
月額料金と効果測定、普及率が気になりますね。 https://t.co/2SWam261Pu

— ゆう@コミュ障なのに介護営業スペシャリスト (@yuyuhoimin) June 8, 2020

ケアプランAI化に対して、「ケアマネいらなくなる」みたいなコメントを見た。

個人的には、むしろケアプランを作ること自体はAIで十分だと思ってるし早くそうなってほしいと思う。

ケアプランを作る為のアセスメントが1番重要で難しい。
そして、そこから先の支援経過に合わせた対応が腕の見せ所❗

— カイゾウ@現役在宅ケアマネ10年目 (@kaizo777) July 28, 2020

AIがケアプランを作るのって、かなり賛成です。僕が関わってるケアマネが忙しくなると、どこで手を抜くかというと、事務作業な気がする。逆にチカラを抜かないのは、関係性。ならば、人工知能に任せるのがアリだと思う。より人間だからできることに、注力 

— ヤノムゲン@雨のち社会福祉士 (@yanomugen) July 2, 2020

もう少し左にいくと、弊社の「ケアプラン作成支援AI」についての紹介が…。要介護者は右肩上がりの一方で、ケアマネさんの平均年齢は50歳を超えました。今までと同じやり方では破綻することは明らか。介護においてもテクノロジーを使いこなすことは、必要条件だと思います。#介護NEWS #介護AI・IoT https://t.co/YAtzIBZo0R

— 木村亮太|介護×テクノロジー (@r_kimu) July 25, 2020

ネットの意見

ケアマネは患者さんとその家族や他の医療職や他のサービスなどとの橋渡しをしてくれたりなど様々な重要な役割を担ってくださっている。
確かにケアプランの作成も大事ではあるが、もしAIなどの力を借りて作成時間を短縮できるのであればその力を借りて、その時間を患者さんとのコミュニケーションなどに充てられるのは素晴らしい事だと思う

介護における人的リソースが改善されるのはとてもいいことです。介護ビジネスに携わっていたタイミングで感じたのは、ケアマネがケアプランを作成する際にはどうしても既存のやり方や自分の知識の範囲内での用具に留まってしまうので実はとても非効率になっていたりします。
結果として、そのあと工程をうける現場にその皺寄せが来ます。上流から改善することで介護全体の効率化に繋がるといいですね。

AIで作成するプランの効果は時間短縮だけだとしたら一抹の不安を覚えます。

聞きかじりですが、AIは因果関係よりも相関関係で結果を出すとか。
介護のような極めて個別性が高い「人の生活」というものを支援するプランにおいては「なぜそういう介護を計画したのか」という根拠(因果関係)が重要になってきます。
根拠がわからずとも計画通り無機質に介護職が働くならば良いですが、介護を受ける人もする人も人間なので、プラン通りにいかないことだらけです。それは介護を受ける側にも介護職にも様々な葛藤を生んでしまいます。
AIプランは生産性の面で大賛成です。しかし、同時にそれを解釈する、因果関係を言語化できる能力が支援者側に求められるでしょう。。

まずは介護事業というこれまでITが入っていかなかったところにAIが入ったこと、いいですね。
友人の介護士の話を聞くとITだけじゃなくて、各団体(店舗)のつながりも薄いようで、ノウハウの共有とかも進むとありがたいんじゃないでしょうか?

その一方で、介護士のお給料が上がらない問題について、
これはいくらITソリューションが進んでも、人が仕事をやめたり、介護の仕事につかなくなるスピードには追い付かなそうなので仕組みがまずよくないですね。

まとめ

AIによる支援については、現場からもおおむね好意的に受け止められているようです。

実際に、事務的な作業の負担を減らすことができれば、より充実したケアにつながっていくことは間違いないでしょう。また、かねてから問題となっている人材不足についてもひとつの助けとなるかもしれません。

もちろん、運用にまったく懸念がないわけではありません。しかし、それを試行錯誤で乗り越えていくことで、利用者にとっても職員にとっても理想的な介護のあり方に近づいていくことを期待したいです。

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