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多くの人に知ってほしい「子ども用車いす」の実情|障害児の母がブログで伝える願いとは

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重度の障害児を育てる岐阜県の女性が、自身や周囲の経験をブログで伝えています。なかでも知ってほしいのが、ベビーカーと間違われやすい「子ども用車いす」の存在だといいます。当事者でないと気づきにくい社会の壁に、あらためて「誰もが暮らしやすい社会」づくりの大切さを考えさせられます。
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ベビーカーとは大きく異なる役割

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2760634

岐阜市に住む芦苅梓(あしかり・あずさ)さんは、自身のブログで重度の障害を持つ我が子について紹介しています。

悠真(はるま)君は生後7カ月で急性脳症となり、その後遺症で3歳になった現在も生活全般にわたってサポートを必要としています。その子育てを通じ、芦刈さんが今もっともうったえたいと感じているのが「子ども用車いす」についてだといいます。

記事によると…

 障害児や難病の子が使う子ども用車いすは、見た目がベビーカーと似ている。外出先で「たたんで」と注意されたり、障害者用の駐車場の利用を断られそうになったりするという。

 だが、この車いすは首や腰が安定しない状態の子が使う。悠真君の場合、車いすの重さは9キロほど。車いすをたたんで荷物を抱え、体重が15キロ以上ある悠真君を抱っこして移動するのは難しいという。障害に応じて、さらに医療器具を携行している家族もある。

周囲で使用している人がいないと、その存在すら知らない人も多いのではないでしょうか。

当事者でないと気づきにくい社会の壁

車いす以外でも、社会生活で感じる不便さは少なくないといいます。

 ほかにも、体が大きくなってからおむつ替えができるベッドは、街中のスーパーや薬局のトイレにまだ足りないと感じる。災害時の支援物資のおむつも、赤ちゃんと介護用の間のサイズがあると障害児は助かる。

 ブログでは、新型コロナウイルスの影響も紹介した。子どもの医療的なケアに必要な消毒用品が薬局ですぐに購入できず、困った家族があったという。

現在、身体障害者手帳を交付されている18歳未満の子どもは、岐阜県だけでも約1,400人いるとされています。

芦刈さんのブログ『ある日突然、重度の障害児になった息子が私に教えてくれること』は、そんな子どもたちへの温かいまなざしをもって、その実情を伝えてくれています。

(記事URL:「『子ども用車いす」を知って 障害児の母、思いブログに」)

Twitterの反応

ほんとにねぇ…。
33歳と3歳ってうちと同じだ。
私は随分図太くなり、すいませーん子供用車椅子なんで手伝ってくださーい!って言うてるけど、それでも大変よ〜。物理的にも、心身も。

「子ども用車いす」を知って 障害児の母、思いブログに (朝日新聞デジタル) https://t.co/vOyaOaiXxr #linenews

— お湯 (@oyuchan202) July 20, 2020

「子ども用車いす」を知って 障害児の母、思いブログに(朝日新聞デジタル) https://t.co/O9Y5sre7GX うちの息子は呼吸器があるから外見で車椅子も分かりやすいけどバギータイプの車椅子の認知度はまだまだ低いんだろうな。車椅子マーク付けたりして分かりやすくはしてるんだけどね。

— 星絵馬 (@hoshiema0229) July 19, 2020

障害の有無や種類によっては車椅子の作成が難しいケースも。我が家は普通のベビーカー(3輪バギー)を障害児バギーの代用としてるから余計に甘やかしとの偏見も抱きやすいかも。→→「子ども用車いす」を知って 障害児の母、思いブログに(朝日新聞デジタル)#Yahooニュースhttps://t.co/Yd536ZUDTc

— @LOVEo_oPEACE (@LOVEo_oPEACE) July 19, 2020

子ども用車椅子を知ってもらうのも大事だけど、そもそもベビーカーを畳め畳め言う風潮自体がおかしいよね。 https://t.co/lT4ZBQ5Lex

— nemumi (@mozuku96484494) July 19, 2020

ネットの意見

娘が車椅子ユーザーです
子供用車椅子にも色々な種類があります
一般的によく見る自分で動かせるタイプのもの
同じ形でも押してもらうだけのタイプのもの
ベビーカーと似た形状のバギータイプのもの

その子の障がいによって使うものが違います
もっと理解が広がって欲しいですね

学生の時、車椅子ユーザーのボランティアをしていてその方の通勤をお手伝いしてました。電車に乗るとラッシュ時には必ず舌打ちされました。
車椅子でさえそうなのだから、小児用車椅子はベビーカーに見えてしまうので大変だと思います。

小児用車椅子は大人よりも、もっと一人一人に合わせて背もたれや座面等をかなり工夫して作られてることが多く、移動用の安定したベットまたは安定した椅子と捉えた方が良いです。それなしには外出出来ないのです。
雑踏の中で雨が降ってるのに人の邪魔になるからって傘を畳む人は居ません。
一人一人に必要な物やサービスや、環境が違う事をもっと想像出来る世の中になると良いですね。

障害児用のバギーは重いし、コンパクトにこまめに折りたためない。
車椅子はすぐたたむのはもっと無理です。
子供の車椅子ということをマークなどをつけてアピールしてます。
最近役所でもらえる赤い「ヘルプマーク」 や「車椅子マーク」などをつけると周りの人にもわかりやすいかも。
そういうものがあるということを知らない人が多いので、知らせていくしかないですね。
こういうことをもっとマスメディアが発信してくれると良いと思う。

介護の時も思ったが、車椅子での移動がそもそもまだ不便すぎる。徐々に改善されつつはあるが、まだまだだと思う。
そのうち高齢社会で車椅子人口も更に増えると思う。今のうちに更に関心を持つことが私を含めもっと必要。

まとめ

芦刈さんのメッセージを受けて、同じ境遇の人たちからも多くの声が上がっています。こうした生活実感は当事者以外には分かりにくく、このようなかたちで社会に伝えられることはとても貴重なことです。

特に、車いすというのは、多くの人にとって特別なことでも他人事でもありません。年齢をかさねていけば、自分や家族のなかにも自然と利用する人は増えてくるでしょう。そうした想像力をもって、すべての人が自分の問題としてとらえていく…それこそが「誰もが暮らしやすい社会」を実現するための第一歩となるのではないでしょうか。

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