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米寿お祝いとは?祝い方、メッセージ例、おすすめプレゼントを紹介

ノウハウ
米寿は何歳のお祝いか知っていますか?長寿を祝う賀寿にはいろいろな種類があり、何歳のお祝いなのか、どのようなお祝いが適しているか、覚えておくのは大変ですよね。この記事では、米寿について、由来や歴史から、お祝いの際のマナーまでをご紹介します。ぜひご家族や恩師の方の米寿のお祝いに役立ててください。
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(1)米寿お祝いとは

米寿というのは、日本に古くから伝わる長寿を祝う賀寿の一つで、数えの年の88歳の誕生日に祝うのが昔からの習わしです。米を崩すと八十八と読めることからその名前が付けられたと言われています。

身近に米寿を迎える方はどのようなお祝いをすればいいのか考えていると思います。ここでは米寿の祝い方や、編集部が厳選したおすすめ贈り物8選、またやってはいけないNG行為などを説明していきます。

祝い方のマナーを守って、本人や家族にとっても特別な「米寿」という日を迎えましょう。

(2)米寿の意味や歴史

長寿を祝う賀寿は、もともと中国より伝えられて日本に広まったのが始まりです。

日本人が古くから親しんできた米という漢字は、ばらして読むことで八十八と見ることができ、さらに、末広がりで縁起が良いとされる八を二つ重ねた八十八歳は、大変おめでたいという考えから米寿としての祝いが定着していったと考えられています。

このような考えは室町時代以降に徐々に広がり、江戸時代後期にはごく一般的なものとして伝えられていました。

(3)米寿の色

長寿を祝う賀寿には、それぞれをイメージする色(カラー)が示されており、米寿ではみずみずしく実った瑞穂を連想しやすい「黄色」「金茶色」「金色」などが基調とされています。

これらは明るくおめでたい色として、プレゼントなどの米寿の祝い品に広く用いられています。同じ色を基調とする賀寿もありますが、全く異なる色を基調とする賀寿もありますので、基本的な知識として覚えておくとよいでしょう。

(4)米寿の祝い方

米に親しみが深い日本では、米寿の祝いを「米(よね)の祝い」と呼んだ歴史もあるように、お米やそれにまつわるものを送るといった風習があったようです。

また地方によっていろいろな祝い方があり、現在もその名残がある地域もあるようですが、これ以外の賀寿の祝い同様にそれぞれのやり方で長寿を祝うというのが一般的な認識となっています。

長寿大国といわれる日本ですが、平均寿命に近い88歳という年齢まで元気に過ごしてこれたことは、大変おめでたく尊いものです。

また末広がりの縁起の良い年齢であるため、還暦祝いのように盛大に行うことが多くなっています。

祝い方の例としては、自宅やどこかの場所を借りて親せきなどが集まってにぎやかな食事会を催したり、米寿にちなんだ記念の品をおくったりすることが比較的多いですが、中には豪華なディナーや温泉旅行など、それぞれにあった様々な祝い方が広がっています。

ただし88歳という年齢的な身体の負担を考慮し、無理のない形で祝うことが望ましいといえます。

(5)米寿祝いにおすすめ!プレゼント集

88歳というおめでたい年齢での米寿の祝いでは、工夫を凝らした様々な贈り物が人気となっています。

では、一体どのようなものが喜ばれているのか、いくつかのアイデアをご紹介していきましょう。

ホテルのお祝いプラン

大手のホテルでは、お祝い用に様々なプランが用意されています。豪華な食事や特別な記念品、米寿祝いにちなんだ衣装などがセットになっているため、参加人数に合わせてお得にご利用いただけます。

思い出に残るお祝いを計画するなら是非おすすめです。細かな対応については、ホテルのコンシェルジュにご相談してみるとよいでしょう。

温泉旅行

ご家族やご親戚、親しいご友人と一緒の温泉旅行を計画してみてはいかがでしょうか。日ごろの疲れをいやしゆっくりと温泉につかったり、おいしいお食事にお酒にと、思い出に残る米寿祝いになることでしょう。

無理のない範囲でゆったりと楽しいひと時をすごすならおすすめです。

心のこもったメッセージボード

名前を頭文字にして作った温かな詩や、思い思いのメッセージを書き込んだ寄せ書き、思わず心がほっこりするような似顔絵を描いたものなど、心のこもったメッセージボードが人気となっています。

女性に人気のフラワーギフト

定番ではありますが、やはり女性にとってお花のプレゼントは特別です。水やり不要で長く美しさを保つことができるプリザードフラワーなら、どなたにも喜ばれること間違いなしです。

88歳の米寿の祝いにちなんだ88本の花束なら感動もひとしおです。

88歳を振り返る新聞の思い出

最近注目されている人生振り返りの新聞が人気となっています。

88年前の生まれた日、そこから幾重にも重ねた思い出の日々、お子さんやお孫さんと歩んだかけがえのない日々など、日付を選んで1冊の思い出の新聞として渡してみてはいかがでしょうか。ただいま米寿のお祝い品として大変人気となっています。

思い出を刻む時計

米寿を祝う時計のギフトは、根強い人気があります。最近では似顔絵を描いたオリジナルタイプや、ご家族の写真やメッセージなどが刻まれた思い出時計、男性に人気の名入れを施した腕時計など、おくる人に合わせていろいろなタイプから選べておすすめです。

名入れのお酒や湯飲み茶わん・タンブラー

ご夫婦がそろてご健在の場合の米寿祝いなら、お二人で使える湯飲み茶わんやタンブラーなどが人気です。名前の入った特別なものなら、毎日楽しくご利用いただけます。

おめでたいお祝いの意を込めたお酒も一緒に添えてはいかがでしょうか。

お取り寄せギフトや特別に作ったケーキ

いつもは味わえない特別なお取り寄せギフトも人気です。また米寿のお祝いを華やかに演出してくれる豪華なケーキも喜ばれることでしょう。特別な日にぴったりな贈り物です。

お祝いする人の趣味や嗜好に合わせたもの

長寿の祝いとはいえ、毎日を楽しく活動的に過ごされている方も多いのが現代の世の中です。おくられる人がどんなものを喜ぶのかを考え、その人に合ったものをおくってみるとよいでしょう。

特製のアルバムやデジタルフォトフレーム

家族や親せきなど、皆との思い出の写真をアルバムにしてみてはいかがでしょうか。成長していくお孫さんの姿など、思わず心が和むことでしょう。目の届くところにおいて楽しむデジタルフォトフレームも人気です。

(6)米寿お祝いの金額相場

米寿のお祝いの相場は、住んでいる地域や年代によっても異なりますが、平均的に見て1万円~3万円程度が最も多く、多くても5万円を上限と考えるとよいでしょう。

お孫さんの立場であればもう少し金額を落とした3千円~5千円程度でも十分ですし、ご旅行などを計画される場合にはもう少し相場を上げて考える場合もあります。

88歳を祝う米寿は、賀寿の中でも縁起が良く大変おめでたいと考えられていますので、豪華にお祝いをされる方も多いですが、重要なのはお祝いをされる方が本当に喜ぶようなものでなくては意味がありません。

金額だけにとらわれることなく、心のこもったお祝いを心がけましょう。

(7)米寿お祝いのメッセージ例

米寿のお祝いで贈るメッセージの例を紹介します。

孫から祖父母へ送る場合

「おばあちゃん、おじいちゃん、これからも元気で長生きしてね。」

「いつもありがとう、大好きだよ。」

子から親へ送る場合

尊敬の意を伝えたり、励みになるような言葉を添えてみましょう。

「お母さん、お父さん、お二人は私にとっての誇りです。これからもずっとお元気でいてください。」

「いつも本当にありがとうございます。これからも明るく元気で家族を見守っていてください。頼りにしています。」

明るく前向きな言葉、感謝の想いをそのまま伝える形でもいいでしょう。

「おめでとうございます。また来年も楽しいひと時を過ごしましょう。」

「いつもありがとうございます。心から感謝の気持ちでいっぱいです。これからも末永くよろしくお願いいたします。」

「いつも支えてくれてありがとうございます。普段は照れくさくてなかなか言葉にできませんが、心から感謝しています。これからもずっと一緒に歩いていきましょう。」

親戚や恩師の場合

身体を気遣う思いやりの言葉を添えたり、楽しかった思い出を振り返ったりするといいでしょう。

「これからも身体を大切に、お元気でいてくださいね。」

「〇〇のときも、△△のときも、いつも本当に楽しい思い出ばかりですね。今日一日の楽しかったこともきっと忘れません。これからも素敵な思い出を増やしていきたいですね。」

「いつも優しく温かく支えてくれてありがとうございます。小さいころから大好きでした。これからもずっと一緒にいてくださいね。」

「米寿おめでとうございます。いつも元気でいてくれて本当にうれしく思います。これからもずっとお元気でいてください。」

立場や人によってメッセージも変わってきますが、素直な気持ちをそのまま伝えることが大切です。きっと喜んでもらえるはずです。

(8)米寿お祝いの送り方

米寿のお祝いをおくる場合には、敬意を払い熨斗をつけるのが一般的です。また水引にはおめでたいことが何度あってもよいという意味で、紅白の花結び(蝶結び)タイプを使用します。

表書き上段には、筆や筆ペンなどを用いて「祝米寿」「御米寿御祝」「米寿御祝」「御祝」などとバランスよく記載しましょう。

下段には個人でおくる場合にはフルネームで、二人以上でおくられる場合には連名、もしくは「家族一同」「子供一同」「孫一同」「親戚一同」などのように記載します。

通常はこの形で大丈夫ですが、最近では型にはまらずにお祝いの言葉を横に添えるケースも多くなっています。親しい間柄であれば、こうした心遣いが大変喜ばれるのでおすすめです。

(9)米寿お祝いの注意点

大変おめでたい米寿のお祝いをおくる場合には、失礼のないようにマナーには十分気を配るようにしましょう。せっかくの想いを込めた贈り物であっても、相手を傷つけてしまっては本末転倒です。注意を払い心から喜んでいただけるように心がけましょう。

贈り物の包装方法

使用する熨斗や水引を間違えないようにしましょう。

花の選び方

米寿祝としてお花をおくる場合、不祝儀で用いられる菊や、頭が取れてしまうことで不吉なイメージを持たれやすい椿、死や苦をイメージしやすいシクラメンなどは選ばないようにしましょう。

ユリも頭が取れやすいという意味ではよくないイメージがありますが、気品のある花として好まれる方も多いので、送る相手によって判断するとよいでしょう。

お祝いに適さない物

歯がかけやすく苦や死を連想する櫛、縁が切れるという意味を持ちやすいはさみや包丁、弔事の品として使用することの多い日本茶は避けた方がよいでしょう。おめでたい米寿の祝いにそぐわないものはマナーとして覚えておくとよいでしょう。

老眼鏡や杖などは、人によっては喜ばれる場合もありますが、一般的には老いを感じやすい物であるため、避けた方がよいでしょう。米寿の祝いにふさわしい、明るい印象の物がおすすめです。

別れをイメージしやすいハンカチも避けた方が無難です。とくに白いハンカチは亡くなった人にかける布を連想させるため、お祝い事にはタブーです。

米寿のお祝いには、イメージカラーである金茶色・黄色・金色を用いると喜ばれますが、不祝儀を連想させるような紫と白、黒と白、青と白といった色の組み合わせは避けるようにしましょう。

(10)米寿のお祝いをしよう!

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/955718

末広がりの8が二つ並ぶ縁起の良い米寿のお祝いは、ここまでの長寿を尊び、感謝の想いを込めて、ご家族で盛大にお祝いしましょう。

高齢化社会であってもこの年齢まで元気に過ごしてこれたことは本当に喜ばしいことです。これからもさらなる長寿を願っていきたいですね。

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