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社会福祉士の給料のすべて|職場別の平均や安い理由、上げる方法など

就職・転職
需要が増えつつある社会福祉士の資格取得を考えている人は多いのではないでしょうか。社会福祉士の仕事内容もさることながら、ライフプランを立てるうえで気になるのが給料ですよね。本記事では、社会福祉士の平均的な給料の額や給料アップの方法などを解説します。
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(1)社会福祉士の給料は安い?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1882839

最近「社会福祉士」という職業がピックアップされることが多くあり、「社会福祉士」を目指そうと考えている人も多くいると思います。

しかしどのような仕事に就く際も気になるのが「お給料」です。

医者・看護師以外の医療職も給料は安い、というイメージを持っている方も多くいると思います。

今回は社会福祉士の給料の実態、社会福祉士のお給料はどのくらいになるのか、平均給与・勤務地別・地域別と今回は紹介していきます。

(2)社会福祉士の平均給料

でははじめに社会福祉士の月収ですがどれくらいでしょうか。

様々な求人平均によると平均年収:314万円、平均給料:26万円(初任給19万)くらいと考えられます。

またアルバイトでは平均時給984円、派遣社員平均時給1403円となっています。

正社員の給料分布を見てみるとボリュームが多いのは302〜336万円の水準で、平均年収の314万円もこのゾーンに含まれています。
全体の給与幅としては202〜470万円と比較的狭いため、勤務先や経験・求められるスキルによる差は少ないと見受けられます。

これは国税庁の平成24年度の民間給与実態統計調査によると、1人当たりの平均給与は408万円となっており、平均年収としては少し少なめとなっています。

(参考:求人ボックス給料ナビ

(3)【職場別】社会福祉士の給料

では平均年収は300万強でしたが社会福祉士の給料ですが、職場により給料は異なるのでしょうか。

まず下記のように社会福祉士の就職先はいくつかあります。

  1. 社会福祉協議会(非営利団体)
  2. 児童相談所、福祉事務所、市役所などの公的機関
  3. 児童養護施設、障害者福祉センター、老人ホームなど民間社会福祉施設
  4. 病院

どのような職種でも同じですが、やはり大手の職場の方が、小さな施設や事業所よりは給料が高い傾向にあります。

そのため、民間施設・事業所よりも各地方自治体や社会福祉法人・医療法人の職員として就職した場合には、待遇もよく給料も公務員給与規定に準ずるため、安定した金額を得ることができます。

また近頃は個人で事務所を構え、相談支援などをおこなう「独立型社会福祉士」も増えています。まだ数は少なく給料面はわかりませんが、働けば働くだけ自らの給料に繋がるため仕事をもらう人脈があれば、収入UPは考えられます。

今後雇われるのではなく、独立し経営者として給料UPの道もあると考えられます。

(4)【勤務地別】社会福祉士の給料

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2339758

では、次に社会福祉士の給料は、住んでいる地域により異なるのか検証します。

求人サイトによると日本全国の社会福祉士の求人の傾向としては、やはり人口の多い土地に求人が多い傾向にあります。

そのため関東・関西の求人は多い傾向になります。

地域別で比較すると最も平均年収が高い地方は関東で、その中でも東京都が349万円と高い水準になっています。 一方、最も給与水準の低い都道府県は260万円の佐賀県で、東京都との差は89万円にのぼります。

北海道・東北 甲信越・北陸 関東 東海 関西 中国 四国 九州
年収 284万 299万 327万 312万 307万 277万 291万 275万
時給(アルバイト) 995円 1001円 991円 965円 971円 940円 951円 897円

時給(派遣)

- - 1502円 1201円 1251円 - - -

(5)【年齢別】社会福祉士の給料

平均年収は300万強でしたが、年齢と共にキャリアアップし給料アップの見込みはあるのでしょうか。
厚生労働省が発表した「平成29年賃金構造基本統計調査」から抜き出した、福祉施設介護員の年齢別、性別の平均給与では

20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳
211,300円 245,100円 246,700円 240,400円
206,200円 217,100円 219,800円 215,700円

とのデータがあり、実際資格手当などの手当てがこれに加算されるので実際はもう少し高いと考えられます。

(6)社会福祉士の給料が安いといわれている理由

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2514611

このように社会福祉士の給料が低めである理由として、一番の理由は社会福祉士の資格は名称独占であることが挙げられます。

名称独占資格とは、資格を持っていないのに名称を名乗ると処罰を受けることが処罰の対象になる資格であり、その業務を行うことで処罰を受ける資格でないため、誰でもできる可能性があるため給料が上がりにくいです。

無資格で業務を行うと処罰がある業務独占資格である医師や看護師は、その業務を行えるのは資格を持った人のみであるため給与が上がりやすい傾向にあります。

また資格を所有する人数が多い点も挙げられますが、近年様々な分野で社会福祉全般の相談支援を担う社会福祉士の役割は増えつつあります。そのため就職に困ることはない点はメリットと言えます。

(7)社会福祉士として給料を上げる方法① 独立をする

社会福祉士として給料を上げる方法として、独立するという方法があります。

社会福祉士として独立するには、社会福祉士以外の資格は特に必要ありませんが、ある程度の業務経験と経営スキルが必要です。

社会福祉士としてある程度の業務経験を積み独立を目指す人のための独立型社会福祉士を志す人のために養成研修も開催されているため、気になる方は参加してみると良いと思います。

また開業後は、独立型社会福祉士名簿に登録を行うことによって、社会的信用を得ることができ、独立型社会福祉士同士のネットワークを構築することができ、情報交換を行いながら経営を進めることができます。

(8)社会福祉士として給料を上げる方法② 行政書士など、他の資格を取得する

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/407782

社会福祉士の仕事の一部として、成年後見人、ケアマネジャー兼務、講義や講演、講師活動があります。これらは多岐に渡る社会福祉士の仕事の中で、収入の良い仕事になります。

これらの仕事を元に、社会福祉士としての仕事をより多岐にするため近頃、成年後見人の仕事や様々な書類作成を行う行政書士や、FP2級を取り老後の資産運営のアドバイスを行ったり、ケアマネジャーを取り福祉に精通する等、色々なダブルライセンスを取得する社会福祉士も増えています。

(9)社会福祉士の将来性

初任給は低いが独立することでチャンスのある社会福祉士の仕事ですが、今後の将来性はあるのでしょうか。

これから超高齢者社会であり、医療の発展に伴い障害者も増えており社会福祉士の仕事は増え続けています。

そのため就職に困ることがない資格と言え、ダブルライセンスを取得することで高収入も目指すことができ、将来性は十分にあります。

(10)社会福祉士の資格を持っているだけでは給料にはつながりづらいため、プランを持って行動しよう

このように社会福祉士の資格を持っているだけでは給料は安めの傾向にあり、給料UPには繋がりにくい傾向にあります。

安定した給与を得ることが目標である人にとっては社会福祉士の資格のみで良いと思いますが、給料UPを目指すにはダブルライセンス取得や独立などプランを持って行動する必要があります。

社会福祉士の取得時は長いスパンでプランを立て行動していきましょう。

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