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デイサービスってどんなところ?サービス、料金、対象者、メリット等

施設サービス
デイサービスとは、在宅で生活するお年寄りが、デイサービスセンターや特別養護老人ホームなどの施設に通い日常生活の支援を受ける介護保険サービスの1つです。ここでは、具体的なサービス内容や利用時間ごとの料金、利用メリット、サービス利用までの流れを説明していきます。
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(1)在宅介護の大きなサポートとなるデイサービスとは

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1564944

介護保険で利用できるサービスは、大きく分けて「施設サービス」「居宅サービス」の2種類があります。デイサービスとは居宅サービスの中の入居サービスにあたります。入居と言っていますが、デイサービスは日帰りで利用できるサービスです。日帰りなので比較的気軽に利用でき、数あるサービスの中でも人気があります。

また、施設ごとに提供するサービス内容が異なるので、自分に合った施設を探すことができます。これもデイサービスの大きな特徴といえます。

(2)デイサービスで受けられるサービス

デイサービス受けられる主なサービスは、入浴・食事・レクリエーションや看護師による健康チェックなどです。

入浴については、施設ごとに大浴場を完備してるところもあれば、個人個人で入浴できる個人浴のところもあります。食事に関しても、利用者の病気に合わせた病院食メニューを提供するところもあれば、季節の食材を使用したこだわりのメニューを提供する施設もあります。

レクレーションは施設によって、本当に多種多様です。施設内で簡単な運動をしたりするところもあれば、外出をしたりする場合もあれば、陶芸や俳句など創作的な活動に力を入れている所もあります。大まかなサービスは、各施設大体同じですが、内容は大きく異なります。ホームページや問い合わせなどをしてみて、施設の特色を調べてみましょう。

(3)デイケアサービス(通所リハビリテーション)との違い

デイサービスとデイケアサービスは、名前やサービス内容もよく似ているため、よく混同されています。デイケアサービスとは通所リハビリテーションと言われており、主にリハビリを中心としたサービスを提供します。食事や入浴まで提供する施設が増えてきましたが、リハビリや医療的な観点からの必要性がなければ、デイサービスのほうがいいでしょう。

デイケアサービスとの違いをより詳しく知りたい方はこちら

デイケアとデイサービスの違い | 利用目的や料金を徹底比較

(4)デイサービスの利用料金について

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2400366

デイサービスの料金は施設や地域によって若干変わります。ここではサービスの利用時間ごとに目安料金を説明していきます。この目安料金を参考にご自身の負担割合を計算してみてください。

7~9時間利用の場合

区別 利用料金(目安)
要介護1 6737円
要介護2 7959円
要介護3 9222円
要介護4 10485円
要介護5 11748円

5~7時間利用の場合

区別 利用料金(目安)
要介護1 5874円
要介護2 6942円
要介護3 8010円
要介護4 9078円
要介護5 10146円

3~5時間利用の場合

区別 利用料金(目安)
要介護1 3902円
要介護2 4477円
要介護3 5063円
要介護4 5627円
要介護5 6213円

先にも述べましたがこれはあくまで目安なので、利用する施設に問い合わせて正確な料金を確認しましょう。

(5)デイサービスは、医療費控除を利用することができる

医療費控除とは、その年の1月~12月の間にかかった医療費等の実質負担額の合計が10万円(所得金額が200万円未満の場合は所得金額の5%)を超えた際、負担を軽減するために受けることができる税金の控除のことです。

医療費控除の対象となるのは治療目的で行われる入院や通院、治療、検査の費用であり、美容目的などの場合では対象となりません。つまり、リハビリや治療を目的としたデイケアは対象となりますが、医療目的でないデイサービスは対象外となります。

しかし、デイサービスでも施設によっては様々な取り組みをしている所があるので、担当のケアマネや施設責任者に確認してみるといいでしょう。

(6)デイサービスを利用することのメリット

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2338002

デイサービスは利用者また、その家族にどのようなメリットを与えるのでしょうか。

メリットの一つ目に挙げられるのは介護者の負担を軽減できる点です。

介護は介護される側の状態によりますが、基本的に24時間必要です。そういった1日も休まらない状態が続いてしまうと、心身ともに疲弊してしまいます。そんな時に、デイサービスを利用すれば、負担を軽減することができます。

次にあげられるメリットは、利用者の方の気分転換です。デイサービスを利用しようと思っている方は、おそらく自分一人では外出が困難で、基本的に生活の範囲が家の中だけになっている方が多いです。そういった方に、少しでも外へ出て、新たな趣味や友人を作って生活にハリを持ってもらうことも大きなメリットだと言えます。

(7)デイサービスを利用できる対象者は?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1504436

デイサービスを利用できる対象者は、要介護認定1以上の認定を受けた方となっています。要介護認定を受けるには、自身の住んでいる役所に問い合わせて、認定調査を受けてください。調査完了後、要介護認定が下りれば、ケアマネージャーを通じて、デイサービスを利用することができます。

(8)デイサービスの利用時間はどのくらい?

デイサービスの利用時間は、基本的に7~9時間を目安に設定されています。

利用する方によっては、時間の調整も可能なのでデイサービスの責任者と相談してみてください。デイサービスの1日の流れについてご説明します。午前9時ごろ送迎によって、デイサービスへ向かいます。施設に到着するとまずは健康チェックを行います。体温や血圧などのバイタルのチェックを行います。

少し休憩してから、入浴を行います。入浴後、12時頃に昼食となります。

昼食後は、レクレーションをしたり、おやつを食べたりします。

そして、16時半ごろ自宅へと送迎をして、デイサービス終了となります。入浴のタイミングや、レクレーションの内容などは、施設によってかわります。また、レクレーションなど自由参加で、1日ゆっくりと過ごしていただくことを趣向としているデイサービスもあります。事前に、どのような雰囲気なのか調べておきましょう。

(9)デイサービスの利用方法

デイサービスを利用するにはまずは、担当のケアマネージャーに相談しましょう。担当のケアマネージャーが、本人にあったデイサービスを探し空き状況を確認してくれます。ケアマネージャーが選んだ施設の内、自分にあったものを選び、まずは見学や体験をしてみましょう。

デイサービスと一口に言っても、サービスの内容は施設によってかなり違います。また、人の合う合わないもあると思うので、実際にサービスを利用する前に、お試し利用してみるといいでしょう。見学や体験の後、最終的にご利用の意思が固まると、ケアマネジャーが「利用申込書」を事業所に送ります。

その後、お客様の介護サービスに関わる関係者が集い、ケアプランをもとにお客様の情報を共有するための「サービス担当者会議」が開かれます。その後、契約へと進み、実際にサービスを利用し始めるといった流れになります。

(10)在宅介護の味方でもあるデイサービスを利用して、介護をより柔軟にしていこう

住み慣れた家で生活するのが、本人にとって一番です。しかし、家に閉じこもりがちになってしまっては、体力低下や認知症のリスクが高まります。また、家族などの介護者にっとっても24時間介護をしていると心身ともに疲弊してしまいます。デイサービスを上手に使い、利用者にハリのある生活を取り戻してもらうとともに、介護者の負担を減らせるように、利用していきましょう。

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