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【男性向け】お通夜&お葬式のスーツマナー | 色は?ボタンは?

マナー
お葬式では、黒い喪服を着用するのが一般的だとされています。しかし時と場合によっては、ダークスーツやブラックスーツでも問題ないんです。 本記事では、喪服とダークスーツ・ブラックスーツの違い、シチュエーション別の着用マナーを説明しています。
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(1)お葬式の服装マナーは大切

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/792788

喪服は、正喪服・準喪服・略式喪服と格式で分かれており、お葬式にどれを着用すべきなのかは参列する方の立場や式によって異なります。

お葬式で正喪服を着用するのは、喪主、親族となり、お葬式だけでなく葬儀や告別式から一周忌まで着用することとされています。

準喪服はブラックスーツとなり、黒、グレー、濃紺などの落ち着いた無地のスーツのことをいい、一般の弔問客が着用するのが一般的とされています。

お葬式において服装マナーをしっかりと理解しておくことで、故人に対して真心を込めてお見送りすることができることから、服装マナーは重要であるといえます。

(2)喪服とブラックスーツとの違い

喪服は礼服のひとつの種類です。

「黒いスーツであれば問題ないんじゃないの?」と思いがちですが、同じ黒色に見える服でも、細かく見ると色やデザインに違いがあるので気を付けなければいけません。

「喪に服す」という意味を込めた喪服は、深い黒色が特徴です。一方で、一般的なブラックスーツは、喪服と比べた際、同じ黒色でも光沢やツヤがあるためお葬式の場にあまりふさわしくないとされています。

格式高い喪服は漆黒に近い黒とされています。深い黒であればあるほど良いとされ、喪服を選ぶ場合は光沢がない深い黒色の喪服を選びましょう。

喪服とブラックスーツでは質にも違いがあり、喪服ではウールが用いられますがビジネス用のブラックスーツではポリエステルが含まれていることが多いです。

デザインについては明確な違いはありませんが、フォーマル度の高いものは、買い替える必要のないよう少しゆったりとしたシルエットのものを選ぶ場合が多いでしょう。ビジネス用のブラックスーツでは流行りに合わせてスリムタイプのものが多いのが特徴で、ジャケット裾の切れ込みをベントといいますが、お葬式にふさわしいフォーマルな喪服にはベントのないものが一般的です。

(3)お通夜のときの服装:ダークスーツ

お通夜には急な知らせを聞いて駆けつけることが多く、親族以外の一般会葬者は黒やグレーなどダークスーツでも問題ないとされています。

反対に喪服を選んだ場合、「事前に不幸があるのを知り準備していた」と思われ失礼な場合があります。ただ、最近ではお通夜までに日がある場合は喪服で参列しても構わないとされています。

ダークスーツを着用する場合、黒やグレーなど控えめな色のスーツを選び、黒色の靴下、黒色のネクタイ、光沢のない黒色の革靴が基本です。

派手なスーツや光沢が強いものなどは避け、故人を悼む場であるお通夜では、周囲から目立つ服を着ず故人の冥福を祈りましょう。

(4)葬儀・告別式のときの服装:ブラックスーツ or ダークスーツ

葬儀・告別式の場にふさわしい服装は、準喪服であるブラックスーツです。

ジャケットはダブル、シングルどちらでも構いません。また親族ではなく一般弔問客の場合はダークスーツでも問題ありません。

ワイシャツは白を着用し、ネクタイ・靴下・黒は黒無地を着用しましょう。

またボタンについては、準喪服は拝みボタンが通常であるため、どこまでとめればいいか基本的に悩むことはないでしょうが、2つボタンや3つボタンの場合は、一番下のボタンは留めないのがマナーです。

(5)お葬式におけるネクタイの色と結び方

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/271342

基本的にお葬式の場にふさわしいネクタイの色は黒が一般的です。光沢のない黒無地のネクタイを着用し、黒いスーツ、黒い靴下、黒い靴のブラックフォーマルがふさわしいでしょう。

お葬式の際、喪服はボタンを留めて着用しますので、ネクタイが広がる心配がないためネクタイピンはつけません。

ネクタイには様々な結び方がありますが、お葬式にふさわしいネクタイはプレーンノット(シンプルノット)と呼ばれるベーシックで結び目が小さくすっきりとした結び方が一般的です。

また、ウィンザーノット(ダブルノット)と呼ばれ、結び目が逆三角形になりプレーンノットよりもよりも結び目が大きくなる結び方でも構いませんが、ディンブル(くぼみ)を作らないようにネクタイを結びましょう。

お葬式においてネクタイの結び方は普段通りで問題ありませんが、幅広い年代の方が用いて最もベーシックなプレーンノットをおすすめします。

(6)お葬式おける男性の服装の注意点

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/65423

お葬式に参列する場合、ここだけは、という注意点について説明します。

黒のスーツであればビジネス用のスーツで代用しようかな?という方もいらっしゃるかと思いますが、ビジネス用のスーツはブラックフォーマルのスーツと比べて色や生地が異なりますので、お葬式の場にはふさわしくありません。お葬式では、光沢のない漆黒の生地であるスーツを着用します。

屋内では分かりにくいのですが、屋外に出るとその差は一目瞭然。お葬式で遺族に失礼のないようにブラックフォーマルのスーツを準備しておきましょう。

また、黒い靴下や黒いネクタイがない、という場合は慌てずにコンビニへ行き購入するようにしてください。

最近ではコンビニは100均にもブラックフォーマルのスーツに合わせられる黒い靴下や黒いネクタイが売られていますので、当日購入することもできます。

(7)衣服以外の注意点

お葬式では衣服以外にもマナーがありますので気を付けなければいけません。

基本的に光物はNGとされ、アクセサリーは結婚指輪以外は外しますが、結婚指輪が金であれば外したほうが無難でしょう。

また、髪型は清潔感が出る程度にきちんと整えます。ワックスなどで流行りの髪型などにはせず耳を出し、前髪も目にかからないようシンプルな髪型が良いでしょう。

髭が生えているのも、フォーマルな場にはふさわしくないため、最低限のマナーとして髭は剃りましょう。

(8)急に喪服が必要になった場合

急に喪服が必要になった場合、当日購入可能な量販店や即日仕立て可能なお店で購入することをおすすめします。試着や採寸も行いサイズ合わせもでき、ズボンの裾上げも当日中にできる場合が多いので急いでいる方にはぴったりです。

しかし買いにいったときに店内で販売されているスーツの中で選ばなければいけないので、なかなかサイズやデザインが合うものがない場合もあります。

最近ではインターネットのレンタルサービスで喪服を扱うところも増えているので、様々な種類から選べるので、お店に買いに行けない方にはおすすめですが、試着ができない点がデメリットです。

また、届け先によっては商品の発送から到着まで時間がかかるため余裕をもって注文しないといけません。葬儀の日程に余裕がない場合は利用が難しいでしょう。

喪服は良質な生地で作られており、1度買えば10年着用できるといわれていますので、葬儀の場にふさわしい、しっかりとした喪服を選びましょう。

(9)お葬式&お通夜の服装マナーを守ろう!

さて、本記事ではお葬式の場にふさわしい服装マナーについて説明しましたが、いかがでしたか?

服装のマナーにはルールや決まりがたくさんあり、失礼にならないよう服装マナーは事前に身につけておくことが大切ですが、一番大切なことは故人を悼む気持ちです。

故人へ最後のお別れをして真心を込めてお見送りできるようふさわしい服装と身だしなみで参列しましょう。

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