介護に関わるすべての人を応援します

お葬式の時計マナー | 葬儀に相応しいベルト・文字盤・革の色【男女別】

マナー
腕時計を着用して葬儀に参加すること自体は問題ありません。大切なことはマナーをしっかり守るということです。ここでは、葬儀の場にふさわしい時計の色、デザインを含むマナーを解説します。
更新日

(1)お葬式で腕時計はつけてもいい?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2402985

腕時計を着用して葬儀に参加すること自体は問題ありません。むしろ、遺族として参加する場合、弔問者・参列者として参加する場合も、葬儀の最中であれ時間を確認することがあります。

葬儀会社や会場のスタッフも腕時計は着用していますので、着用自体は問題になることはありません。ただし、着用がOKだからどんな時計でも許されるという訳ではありません。

腕時計には以下の2つの機能があります。

  • 時間確認のための機能
  • 装飾品としての機能

時計は言うまでもなく、着用した人が時間を管理・確認するためにあります。これは葬儀の場でも必要な機能であるため、腕時計の着用が許されています。

一方で、時計をファッションとして身に着けることもあります。時計には、着用した人をおしゃれに見せる機能もあります。これは葬儀の場は必要な機能だといえません。色・形によっては葬儀にふさわしくなく、「不謹慎だ」と許容されない場合があるので注意が必要です。

(2)お葬式の時計マナー① ベルト

時計の印象を変えるのは、文字盤やデザインだけではなく、ベルトの色や素材も影響します。時計用ベルトの色や素材は数多ありますから、そのなかからお葬式にふさわしいものを見つけましょう。

ふさわしいベルトの色・素材

お葬式に参加する場合は、次のようなベルトの色・素材が良いでしょう。

  • 光沢の無いベルト
  • 黒やダークブラウンのベルト
  • 素材は革など

派手な印象を与えないシンプルなものを選んでください。

茶色でもOK?

お葬式の際に着用する腕時計のベルトはダークブラウンなら問題ありませんが、明るい茶色や、ヴィンテージ調のものは避けましょう。

自分の持っている茶色のベルトの腕時計がお葬式に適しているかどうか悩んだら、価格の低いもので黒の革ベルトやステンレスのベルトの時計をお葬式用に買うのも手です。

葬儀は故人を追悼する儀式なので、故人や遺族を思いやり、華美なものは避けるようにしましょう。

(3)お葬式の時計マナー② 文字盤

お葬式に参加して、弔問者・参列者の腕時計を注意深く見てみると分かるのですが、ベルト部分が黒色で、文字盤が白色という腕時計が一般的です。つまり、このようなシンプルな印象の持たれる腕時計が良いということです。

決して、文字盤が明るい色のものや、キラキラしたもの、デザイン性の高い腕時計は選ばないようにしましょう。そのようなもの着用して参列すると、悪い意味で目立ってしまい、不謹慎だと思われる可能性があります。十分に注意しましょう。

(4)お葬式の時計マナー③ 針

お葬式の際に着用する時計の針は2~3本が一般的です。時計の針が増えると、カジュアルな印象を受けやすいので、2~3本のシンプルな時計を選ぶようにしましょう。

(5)お葬式の時計マナー④ ケース

時計のケースとは文字盤を入れてある部分のことを指します。ケースは、色だけでなく、形やサイズも重要です。

色は、シルバーのものがおすすめです。

形は丸いラウンド型が最もオーソドックスな形と言われているので、無難なものを選ぶとしたら、丸形のケースの時計を選ぶようにしましょう。

長方形や正方形のケースでも問題ありませんが、あまり大きいケースのものを着用すると目立つため、大きすぎないサイズにしましょう。

(6)お葬式に適切な時計の例【男性編】

お葬式は故人を悼む場であるので、遺族側も弔問者・参列者も、基本的にはおしゃれはNGです。よって、参加者が身に着けるものは、一般的な弔事用の礼服・ブラックフォーマルです。

アクセサリーや装飾品は身に着けない方が良いでしょう。お葬式に参加する際にふさわしい腕時計は、フォーマルなタイプの時計が良いでしょう。

フォーマルタイプの時計とは

フォーマルタイプの腕時計(ドレスウォッチ)には以下のような特徴があります。

  • 白の文字盤
  • 黒またはダークブラウンの革バンド
  • 白またはシルバーの薄型で丸形のケース
  • アナログ式
  • 2針または3針
  • カレンダーやストップウォッチ機能のないシンプルなもの

このようなフォーマルタイプの時計は、シンプルで落ち着きのあるものであるため、冠婚葬祭いずれでも着用できます。

シチズンレグノをAmazonで購入する

特別なことが無い限り他人の腕時計を注意深く見ることはありませんが、全体的にシンプルな印象を持ってもらえるような腕時計が良いでしょう。高価なものでなくとも、一本フォーマルな時計を持っていると、冠婚葬祭いずれも使えるので便利です。

シチズンレグノをAmazonで購入する

また、仕事につけていくようなシンプルな時計も着用可能です。フォーマルタイプの腕時計では、黒かダークブラウンの革製ベルトの時計を推奨しましたが、葬儀の席ではベルトがステンレスのものでも問題ありません。

(7)お葬式に適切な時計の例【女性編】

女性の場合、明確な基準が定められていないため、男性のドレスウォッチを参考に、シンプルなものを選ぶようにしましょう。

フィールドワークの腕時計をAmazonで購入する

キラキラ光る素材や文字盤がカラフルなものはお葬式には不適切です。派手な腕時計しか持っていない場合は、着用せずに参加しましょう。

セイコーセレクションの腕時計をAmazonで購入する

(8)お葬式にNGな腕時計の特徴【男性編】

葬儀の場ではおしゃれをしたり、自己主張をしたりすることは避けられます。特別な葬儀で無い限り、お葬式の腕時計は落ち着いたデザインのものを選びましょう。

普段は派手でおしゃれな腕時計をしている人も、葬儀のときはシンプルなものを身に着けて参加します。フォーマルな時計を持っていない人は、着用せずに参加しましょう。

ふさわしくないベルトの色・素材

葬式に参加する場合、次のようなベルトの色・素材は避けましょう。

金色(ゴールド)

派手過ぎて悪い意味で目立ってしまいます。ただでさえ、豪華な印象を与えてしまうため、葬式にはふさわしくありません。

銀色(シルバー)

シルバーの時計は一般的に多いですが、どうしてもキラキラした印象を与えてしまうため、葬式に避けた方が無難でしょう。

白色(ホワイト)

先述のとおり葬式に参加する人の腕時計を見ると、ベルトの色は黒が多いです。そんななか白色ベルトの腕時計を着用しているとどうしても目立ってしまいます。

(9)お葬式にNGな腕時計の特徴【女性編】

NGの腕時計の特徴は、男性編で取り上げたものと同じです。派手な色、デザインのものは避けましょう。 女性用腕時計のなかには、ピンク色などの派手な色のものがありますが、葬式にはふさわしくありません。カラフルな色は着用しないで下さい。

(10)クロノグラフはNG?

クロノグラフとは、一部の時計についているストップウォッチ機能のことです。

腕時計の横に針を調節する竜頭以外のボタンがついているもののほとんどが、クロノグラフタイプの腕時計です。

クロノグラフタイプの時計は派手なものが多くカジュアルな印象を抱かれてしまう可能性があるため、お葬式につけていくことはおすすめできません。

(11)シルバーの時計でもいい?

上記、シルバーの時計をおすすめしていますが、シルバーは光物なのでお葬式ではふさわしくないという考えの方も一定数いるようです。

しかし、シルバーの時計を除外してしまうと、着ける時計がなくなってしまうという方も多いのではないでしょうか。

実際にお葬式に参加してみると、シルバーの時計をつけている方は少なからずいるはずです。マナー違反になるのが心配という方は、時計を外していくしかありませんが、華美でないシンプルなものであれば、シルバーの時計をつけていくのは問題ありません。

(12)革のベルトでも大丈夫?

革のベルトは殺生が連想されるため、お葬式に相応しくないという考え方もありますが、最近では合皮が普及し、革ベルトといっても、リアルレザーを使った時計は限られてきています。

色に気を付ければ、革のベルトで問題ありませんが、心配な方はステンレス製ベルトの時計をしていくか、着用しないでお葬式に参列しましょう。

(13)携帯の時計を代用してもいい?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/321448

「派手な時計しか持っていないなら、着用せずに参列する」と書いてきましたが、スマートフォンなどで時計機能を代用して良いのでしょうか。

結論を言えば、NGです。葬儀に参加して、時間を確認するとはいえ、スマートフォンを取り出してチラチラ見るのはマナー違反です。葬式は故人を悼む場なのに、これに集中していない、心を寄せていないという印象を与えてしまうだけでなく、非常識・教養のない人と思われても仕方ありません。

上記の理由で、携帯電話やスマートフォンで時間を確認することは避けましょう。

(14)つけてはいけない装飾品は

黒のスーツか黒いワンピースを着用します。光沢のある靴や、アクセサリーは身に着けないようにしましょう。ネックレスについてはパールのネックレスは許容されますが、イヤリングは派手な印象を与えるため、着用しない方が良いです。

また、高すぎるヒールを履くのは控えましょう。派手なネイルも控えた方が無難です。

(15)お通夜の時計マナー

お通夜の日も、お葬式の際の時計マナーに注意し、適切な時計をつけていくようにしましょう。

お通夜の際もお葬式の場合と同様、フォーマルな時計が用意できなければ、腕時計をしないで行くようにしましょう。

どうしても時間を確認したい方は、カバンの中に普段つけている時計を入れて、周りに見えないように配慮しながらチェックするようにしましょう。

葬儀場に時計がかけてある場合もありますが、ない場合は葬儀会場のスタッフの方に聞くこともできます。身だしなみに気をつけて、失礼のないようにお通夜・お葬式に参加するようにしましょう。

(16)その他のお葬式マナー

お葬式には、主催者・参加者ともにさまざまなマナーがあります。故人に敬意を示し、追悼の意を表すためにお葬式の前にしっかりとマナーを把握しておきましょう。

以下で、お葬式のマナーについてまとめた記事を紹介します。

お葬式のときに贈る供花(きょうか)とは│種類やマナーについて解説

こちらの記事では、お葬式の際に贈る花である供花(きょうか・くげ)について解説しています。信教により、贈る花が変わるので、供花を用意する前にぜひ参考にしてみてください。

お葬式のハンカチマナーのすべて│色、デザイン、持ち方まで徹底解説

こちらの記事では、お葬式にふさわしいハンカチを紹介しています。お葬式の際は、すべての持ち物に気を配る必要があり、ハンカチも例外ではありません。男女別にハンカチマナーを解説しているので、お葬式に参加する前にご一読ください。

お葬式の服装マナーは?|服・アイテムの選び方やNGマナー等の解説

こちらの記事では、お葬式の服装マナーを解説しています。ブラックフォーマルの着用はもちろん、お葬式ではスーツの形やネクタイにも気をつけなければいけません。お葬式の服装マナーに不安がある方はぜひ参考にしてみてください。

【髪型別】お葬式に適したヘアスタイルを紹介|髪色などの注意点も

こちらの記事では、お葬式に適したヘアスタイルを紹介しています。髪の長さに分けて解説しているので、お葬式があるが、どんな髪型で行くのがふさわしいかわからないという方はぜひご覧ください。

(17)お葬式に腕時計をしていくときはマナーをしっかり守ろう

腕時計を着用して葬儀に参加すること自体は問題ありません。大切なことはマナーをしっかり守るということです。派手なデザインや色、ふさわしくないと思われてしまうような腕時計の着用は控えましょう。

故人を悼む気持ちがあっても、「形」が伴っていなければが、「不謹慎だ」と思われてしまうので、注意が必要です。

余裕があれば、冠婚葬祭用でシンプルな腕時計を一本購入しておき、これを便利に使うのが理想といえます。

この記事が気に入ったら
いいねしよう!