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お葬式のハンカチマナーのすべて│色、デザイン、持ち方まで徹底解説

マナー
お葬式には服装や言葉遣いなどのマナーは大切ですが、ハンカチにも適切なマナーがあります。色や柄、素材についてどんなものを選べばよいのか、故人を偲ぶ場にふさわしいハンカチのマナーについてご説明します。
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(1)お葬式のときのハンカチのマナーとは

お葬式のとき、服装や言葉遣いのマナーに気をつけなければいけませんが、ハンカチにもマナーがあるのを知っていますか?

ハンカチは手を拭いたり涙を拭いたりするときに必要になるだけでなく、色や柄によってはふくさの代用ができるのでお葬式には欠かせないアイテムです。

ハンカチでふくさの代用をする方法

  1. ハンカチをひし形に広げる
  2. 中央に香典袋を置く(表書きが上になるように)
  3. 右側→下→上→左の順に折る
  4. 余った部分を裏に返す
  5. 角の折り目が右にくるように折れていればOK

ハンカチくらい…と思ってしまうかもしれませんが知らない間に恥をかいている可能性もあります。

お葬式の場で故人に真心を込めたお見送りができるようふさわしい色や柄、素材選びなどハンカチのマナーを身につけておくことが大切です。

(2)お葬式のときのハンカチの色

お葬式にふさわしいハンカチの色は基本的には白色です。

最近では喪服と同じ色ということで、黒色も一般的になり百貨店やデパートでは冠婚葬祭用として販売されています。そのため、白無地のハンカチを持っていない場合は黒でもマナー違反にはなりません。

どちらも持っていない場合は落ち着いた無地のハンカチか織り柄のハンカチが望ましいでしょう。

女性の場合、喪服でスカートを着用することがありますが、その際にハンカチを膝にかけることもあるでしょう。そのため、黒無地のハンカチだとスカートと合いハンカチだけが目立たずおすすめです。

もしハンカチの色で迷ったらふくさの色を目安にしましょう。ふくさの色にあるような淡い紫、グレーなどもマナー違反にはなりません.

ハンカチの色で注意しなければいけない点は、赤やピンクなどの原色、派手な色は絶対にNGということです。

(3)お葬式のときのハンカチのデザイン

お葬式にふさわしいデザインは無地のハンカチです。

ブラックフォーマル用のハンカチにはレースや刺しゅうが入ったデザインのものがたくさんありますが、控えめなレースや刺しゅうが入っていても、ハンカチの色と同色であれば問題ありません。

しかし、葬儀では光るものはマナー違反とされているのでラメや光る刺しゅうはNGです。

お悔やみの場にふさわしい落ち着いたデザインのハンカチを選びましょう。

プリント柄、キャラクター入りのハンカチもお葬式用として適切ではありませんので注意しましょう。

(4)お葬式のときのハンカチの素材

お葬式のハンカチマナーは色や柄に気を付けるだけではなく、素材についても考慮しなければいけません。

「白や黒の無地だったらいいかな」と素材については見落としがちですが、お葬式の場にふさわしいものを選ばなければいけません。

お葬式にふさわしいハンカチの素材は綿、麻、ポリエステル、木綿です。涙や汗を拭くことを考慮すると綿100%のハンカチが良いでしょう。

NG素材のハンカチ

シルクはフォーマルにふさわしいイメージがありますが、シルク素材は水に弱く光沢があるのでお葬式の場には不向きです。

レーヨンも同様に吸水性が悪く光沢があるのに適していません。

そして最近のスタンダードになっているタオルハンカチ、白無地、黒無地など種類も豊富ですがカジュアルな印象が強いため、お葬式の場ではNG。

夏場、汗を拭きたいときはタオルハンカチを使いたいという方も多いでしょう。

その場合は汗や涙を拭くためのタオルハンカチとお葬式用のフォーマルなハンカチを2枚持ちし、タオルハンカチは人の目につきにくい目立たない場所で使うといった配慮が必要です。

(5)お通夜や3回忌以降の法要のときは

お通夜や3回忌以降の法要では、お葬式のときほどの厳格なマナーはなく、控えめなものであれば良いというのが一般的。服装についても黒以外のダークスーツ、グレーなどの地味な色であれば略式喪服としてマナー違反にはなりません。

ハンカチの色は服装に合わせて控えめな色を選べばよいでしょう。不安な場合や迷った場合はお葬式と同じハンカチを使えば安心です。

(6)お葬式のときのハンカチのしまい場所

お葬式にふさわしいハンカチを選んだあと、しまう場所にもマナーがあります。男性と女性それぞれで適切なしまい場所があるのでご説明します。

男性

ハンカチというとつい胸ポケットに入れてしまいがちですが、胸ポケットにしまうとハンカチが見えてしまう恐れがあります。胸ポケット以外に入れ、ズボンのポケットがスマートに出し入れできるのでおすすめです。

女性

女性は喪服のポケットか鞄にしまいますが、喪服のポケットが大きく作られていない場合、ポケットが膨らんでしまいます。

そのため女性は鞄にしまうのがおすすめ。鞄からその都度ハンカチを出し入れすると音が立ちますので、お葬式では事前に手に持っておけば音を立てずスマートです。

着物を着る場合は、袖の下の袂に入れておけばスムーズな出し入れができ便利です。数珠と反対側の袂にハンカチをしまえば、取り出す際に音を立てることはありません。

(7)男性のポケットチーフのマナー

日本では、ブラックフォーマルの際にポケットチーフをする習慣がありません。ついハンカチを胸ポケットにしまう方もいらっしゃいますが、おしゃれをしていると勘違いされることもあるので、避けた方が無難でしょう。

あくまでもお葬式は故人を偲ぶ場、おしゃれをする場ではないとうことを理解しておきましょう。

(8)ハンカチを持つ手にも注意しよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2300070

ネイルをされている女性が多いですが、お葬式ではネイルにも気を付けましょう。

派手なネイルは落とし、ネイルをする場合は透明かベージュ、淡いピンクなど落ち着いた色であれば良いでしょう。

ラメやラインストーンがついているようなアートネイル、派手な色はお葬式の場にふさわしくありません。

ネイルをした手を隠す方法として黒い手袋をする方法があります。レースタイプや指先が開くタイプなど多様なタイプがあります。

しかしお焼香の際に手袋を取らなければいけませんので、ネイルした手が目立ってしまうこともあります。やはり、お葬式の場ではネイルは取っていったほうが良いでしょう。

(9)お葬式のときのその他の持ち物のマナー

お葬式ではハンカチ以外にも持ち物のマナーにも気を付けましょう。

ふくさ

香典を包むために欠かせないふくさは、紫色・藍色・緑色・グレーなどが適しています。

紫色のふくさであればお葬式でも結婚式でも使えますので便利です。

爪付き、台付き、金封タイプなど多様なふくさがありますが、包み方に自信がない方は金封タイプがおすすめ。略式用ふくさとして包むだけなので初心者の方でも使いやすいでしょう。

手袋

布製の黒無地を着用し、お焼香の際は外しましょう。

雨のお葬式では傘が必需品。黒や紺、グレーなど控えめな色の傘を持ちましょう。

アクセサリー

アクセサリーは白のパールが基本になります。黒のパールや黒珊瑚でも良いとされていますが、派手なものはお葬式の場にふさわしくありません。

また、二連になっているものは「不幸が連なる、重なる」と縁起が悪いためNGです。

(10)お葬式の際はハンカチにも気をつけよう

急なお別れでは喪服を用意することばかりに気を取られて、ハンカチのマナーにまで気が回らないことがあります。しかし、ハンカチも大切なお葬式の小物のひとつで、ふさわしいマナーがあります。

人の目に触れるものなので、恥をかかないためにも今回ご紹介した色や柄、素材に気を付けてお葬式にふさわしいハンカチを選び、故人に対して真心を込めたお見送りをしましょう。


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