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介護食アドバイザーとは?介護士の現場で役立つ資格

資格
介護食アドバイザーとは、高齢者の心と身体の健康状態を考慮した上で、より良い介護食を作るテクニックを所持していることを証明する資格です。医療、福祉関係の方や、飲食業界の方のプラスαの知識として推奨されています。今回はそんな介護食アドバイザーについてご紹介します。
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(1)より良い介護食を作る介護食アドバイザーとは?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2089733

介護食アドバイザーとは、高齢者の心と身体の健康状態を考慮した上で、より良い介護食を作るテクニックを所持していることを証明する資格です。医療、福祉関係の方や、飲食業界の方のプラスαの知識として推奨されています。

みなさんは、介護食といえばどんな食事をイメージしますか?

食べ物を細かく刻んだきざみ食や、食べ物をミキサーなどに掛けた流動食を連想する方が多くいらっしゃるかと思いますが、実は、介護食はそれだけではありません。

介護食アドバイザーの知識があれば、通常の食事と何ら変わりのない、食事本来の美味しさや楽しさを感じることができる介護食のレシピを考案することができるのですよ。

今回はそんな介護食アドバイザーについてご紹介します。キャリアアップをお考えの方はぜひ一読ください。

(2)介護食アドバイザーとはどのような資格か

介護食アドバイザーとは、正しい食の基礎知識等を基に、高齢者の心理状態や健康状態を考慮した、介護食のレシピを実践する技術を備えていることを証明する民間資格です。一般財団法人の日本能力開発推進協会が認定しています。

医療や福祉、飲食業界でご活躍されている方のプラスαの知識として、もしくはご家族の介護を考えている方やキャリアアップを目指している方にオススメです。

年を重ねていくにつれて、どうしても咀嚼能力などの生理機能が老化していきます。

しかし、家族みんなで美味しいものを食べたい気持ちは変わらないかと思います。 介護食と言いますと、流動食やきざみ食などをイメージしてしまいがちですが、介護食アドバイザーが考案する介護食のレシピはそういった従来の介護食とは違います。

介護食アドバイザーにおける介護食のレシピは、いつものお食事にちょっとした一工夫を加えたものです。そのため、高齢の方でも楽しく美味しく食事をすることができます。

(3)介護食アドバイザーを取得するには

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1051832

介護食アドバイザーを取得するには、日本能力開発推進協会が指定する認定教育機関等の通信講座にて全カリキュラムを修了した後、受験をして70%以上の点数を取って合格する必要があります。

介護食アドバイザー講座のカリキュラムには、高齢者の心理、栄養学と介護食に加えさまざまな食材についての基礎知識、高齢期の病気と食生活の科目が含まれており、高齢者の心理や病気、栄養学について学ぶことができます。

講座の受講期間や受講料など

講座の学習期間は、一般的に4ヵ月間と言われています。講座が修了しましたら、在宅にて受験できます。

通信制であることや、認定教育機関によっては最長700日間の長期サポートを行っていることなどから、忙しい方も安心して受講できるか点が魅力といえます。

また、直接指導が受けられる実践セミナーを開催している教育機関もありますので、「ひとりで勉強するのはちょっと苦手...」という方もご安心ください。

講座の一般的な費用は、5万円ほどと言われており、受験費用は税込5,600円です。

(4)介護食アドバイザーを取得するメリット

介護福祉士や栄養士などの資格を保有している方が介護食アドバイザーの資格を取った際にどのようなメリットがあるのでしょうか?

介護福祉士などの介護資格保有者の場合、他の介護職員に介護食についてアドバイスするなどの仕事ができます。また、栄養学の基礎知識を身に付けたため、栄養士と連携が取りやすくなり、職場における介護食をより良くすることができるかと思います。

ですから、介護食アドバイザーは介護士の現場において役立つ資格と言っても過言ではありません。

栄養士などの場合は、広い視野で高齢者の食事を考えることができます。栄養士の知識に介護食アドバイザーのカリキュラムで学んだ知識が加わることで、より良い介護食を作ることが可能になります。

また、介護食アドバイザーのみの保有でも、日常生活などにおいてとても役に立つかと思います。老化によって食事機能が低下してしまうことは、誰もが通る道です。ご家族やご自分の介護食を考えた時に、保有していた方が良いことは明確ですよね。

(5)介護食アドバイザーの就職先は?

介護食アドバイザーのみで就職先を探した場合、残念ながら少々難しいようです。と言いますのは、介護食アドバイザーは介護士と栄養士の中間のような位置付けである民間資格ですから、土台となる資格があってこそ活かされるためです。

そのため、介護食アドバイザーは、介護福祉士などの福祉資格や栄養士などを保有している、もしくは飲食業界に精通している方のプラスαの知識と捉えることが良いと思います。

(6)まとめ

介護食アドバイザーについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?介護食アドバイザーが提唱する介護食レシピは、従来の介護食のイメージを覆すようなものとなっています。

年齢を感じることのない食事をいつまでもできることは嬉しいですよね。 キャリアアップを目指している方やご家族の介護をお考えの方はご検討してみてください。その際は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

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