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ユニット型特養での働き方とは|受け持ちは10人以下でケアに集中できる?

施設サービス
誰もが活躍できる「一億総活躍社会」を目指すという日本政府の発表の中に、「ユニット型の特別養護老人ホーム」(以下ユニット型特養)を増やすという発表がありました。2020年代初頭までに、現在より約6万人多い約40万人分の介護施設受け入れを目指すそうです。 これから増えていくことが予想される「ユニット型特養」ですが、果たしてどのような施設なのでしょうか? 今回は現在注目されている?「ユニット型特養」での働き方をご紹介します。もし「ユニット型特養」での働き方に関心がある介護福祉士の方は、ご参考にされてみてはいかがでしょうか?
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(1)ユニット型特養とは?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2227391

特別養護老人ホームは、大きく分けて

  • 複数の利用者と同じ居室で生活する「従来型施設」
  • 居室はすべて個室で、10人をひとつのグループとして介護を行う「ユニット型施設」

の2種類に分類することができます。

利用者の介護をすることに重点を置いた「従来型施設」に対し、「ユニット型施設」では、利用者が家にいた時と同じような生活を施設でもできるようにする点を大切にした支援が行われています。

ユニット型施設では、身体が不自由になり日常生活に支障が出てきた利用者の支援だけではなく、利用者が自宅と変わらない生活ができるような環境作りが介護福祉士には求められます。

(2)ユニット型特養での仕事や働き方

ユニット型特養での仕事内容

ユニット型の特養で、介護福祉士にはどのような役割が求められるのでしょうか?

仕事の中心は、入浴や排泄、食事の介助といった日常生活のサポートです。

これらは一般的な介護施設でも行われていますが、「ユニット型特養」では、ユニットごとに設置されたキッチンやリビングなどの共用スペースでの配膳や片付けといった、より利用者の生活に近いサポートも行わなければなりません。

ユニット型特養での働き方や勤務時間など

1つのユニットは最大10人なので、従来の介護施設よりも利用者ひとりひとりとの深く関わり、細かいところまで支援することができます。

その一方で、利用者が介護福祉士の表情や態度を一瞬たりとも見逃さない環境に置かれるので、利用者に安心して過ごしていただくためにも、きめ細やかな配慮が必要になるでしょう。

勤務時間はシフト制のところが多く、出勤時間はまちまちです。毎週1回程度は夜勤を任されることもあるので、常に決まった時間での勤務ではない点を頭に入れておきましょう。

早朝や深夜の急な対応を迫られる場合があるので、もし可能ならば、自宅からあまり距離が遠くない場所を選ぶのもポイントかもしれません。 勤務時間に関しては、各施設ごとに異なる場合が多いので、面接などで事前に確認しておくようにしましょう。

(3)ユニット型特養で働くには?

他の施設と比べて受け持つ利用者少ないユニット型特養では、質の高い介護が求められます。利用者との深い関係を築ける点が魅力ではありますが、特定の利用者だけ関わりが多くなることが無いように、全体に支援が行き渡る環境を整えていく必要があるでしょう。

また、担当する介護利用者の数が少ない分、一緒に仕事をする介護福祉士の数も少ない場合が多く、「ユニット型特養」では他の介護施設以上に体力が必要とされます。

特にその中でも「入浴介助」は、体力を消耗しやすいので、日頃から健康管理を意識しておきましょう。

(4)終わりに

「ユニット型の特別養護老人ホーム」は今後も増加が予想されます。介護福祉士にとって、利用者と家族のように関わり、個人に合わせた支援ができることがこの施設の一番の魅力と言えるでしょう。

与えられた仕事内容も多く勤務時間も不規則になりがちですが、その分利用者の喜びや、介護職の醍醐味を感じられる職場です。

もし理想の介護をお持ちでしたら、現在数を増やしている「ユニット型特別養護老人ホーム」で、あなたの経験を活かしてみてはいかがでしょうか。

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