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10年間で5倍も増える?働きやすさが魅力の「サービス付き高齢者向け住宅」とは

施設サービス
現代日本において、高齢化が深刻化するにつれ、日常生活における高齢者のサポートをしてくれるサービスを提供してくれる高齢者向け住宅への需要がどんどん高まってきています。その結果、政府の政策として、「サービス付き高齢者向け住宅」への登録基準を定めるなどして、サービス付き高齢者向け住宅の増加をうながしています。そこで、今回の記事では、そんなサービス付き住宅において、介護職員はどのような働き方をしているのか、に関してご紹介していきます。
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(1)高齢化社会への対応の一環としての「サービス付き高齢者向け住宅

日本では急速な高齢化が急速に進む日本。内閣府のデータによると、2017年の65歳以上の高齢者人口は、3,459万人で全人口の27.3%に及ぶそうです。

参考:内閣府 平成29年版高齢社会白書(全体版)

高齢化社会に対応するために政府はさまざまな政策を提案していますが、現在注目されているのが「サービス付き高齢者向け住宅」です。 介護や医療が一体となり高齢者が安心して生活ができるように整備された住宅のことで、この度は下記のような「サービス付き高齢者向け住宅」の登録制度が創設されました。

(2)サービス付き高齢者向け住宅の登録基準

  • 住宅:床面積(原則25u以上)、便所・洗面設備等の設置、バリアフリー設備
  • サービス:少なくとも安否確認・生活相談サービスを提供すること
  • 契約:高齢者の居住の安定が図られた契約、前払家賃等の返還ルール及び保全措置が講じられていること

参考:国土交通省ホームページ サービス付き高齢者向け住宅

「サービス付き高齢者向け住宅」は、介護施設ではなく住宅にあたり、2015年現在は12万戸あると言われています。政府はこの「サービス付き高齢者向け住宅」を今後10年間で60万戸に増やしていけるよう準備を進めています(参考:高齢者向け住宅・施設の現状と課題 — 「サービス付き高齢者向け住宅」を手掛かりとして — 第二特別調査室 深尾 孝之)。今後の増加が予想される「サービス付き高齢者向け住宅」ですが、介護職員はどのような働き方が求められるのでしょうか?今回は「サービス付き高齢者向け住宅」での働き方をご紹介します。

(3)10年で5倍に増える!「サービス付き高齢者向け住宅」とは

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1611464

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、高齢者が安心して暮らせるように介護スタッフや医療スタッフが常駐して支援を行う住宅のことを指します。あくまでも住宅であり、介護施設ではありません。 入居者は健康な高齢者か、軽度の認定を受けている高齢者が大半ですが、設備が整っている場合には症状が重い高齢者を受け入れている施設もあります。

(4)入居者からの相談も!「サービス付き高齢者向け住宅」での働き方

「サービス付き高齢者向け住宅」での介護福祉士の職務には、入居者の日常生活動作に関わる介助や介護業務、入居者の安否確認、入居者の相談支援などがあります。 なかには入居者の相談支援、安否確認、事務作業などをメインとしている施設もあり、未経験者やブランクがある方も活躍しやすい環境が整っています。 住宅の入居者は、健康な高齢者か軽度の認定を受けた高齢者が大半ですが、設備が整っている施設の場合には症状が重い高齢者を受け入れている施設もあります。 施設によってかなりばらつきがあるのが現状なので、求人に応募する際はどのような施設なのかをきちんと見極められるようにしましょう。

(5)夜勤のない施設もあるため、勤務形態を確認しよう

「サービス付き高齢者向け住宅」の勤務形態は施設によって違いがあります。 一般的に勤務はシフト制で、なかには夜勤はしなくても良い施設があります、しかし早朝出勤に対応しなければならないケースは多いので、出来れば自宅から近くの勤務先を選ぶのが良いでしょう。 また利用者に何か異変が起こった時に迅速な対応ができるように、日頃から医療スタッフや医療機関と関係を築いておくことも仕事をする上で大切です。

(6)素直な気持ちが大切!サービス付き高齢者向け住宅の見極め方

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1997119
 

「サービス付き高齢者向け住宅」は施設によって勤務形態や職務内容に違いがあるので、応募の際には事前の確認が必要です。

  • 夜勤の有無
  • 勤務時間
  • 職務内容
  • 応募資格(経験や資格は必要か)

などは、実際に働く前に調べておきましょう。 もし夜勤がある施設の場合には、頻度や不安な点をあらかじめ担当者に伝えましょう。自身の気持ちを素直に伝えることが、長く働ける職場を見つけるためには必要不可欠です。

(7)終わりに

高齢者が介護や医療の支援を受けながら生活ができる「サービス付き高齢者向け住宅」は、今後も増え続けていくことが予想されます。 「サービス付き高齢者向け住宅」では、入居者に異変が起きた時などの素早い対応が介護スタッフには求められます。日頃から緊急時に備えて訓練や連絡方法などを確認し、入居者が安全に暮らせるようにサポートしていきましょう。

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